青葉が目にまぶしい新緑の季節となりました
この春、新たなスタートをきった矢先に、九州地方熊本を中心に未曾有の大地震が
発生してしまいました
多くの方々が犠牲になってしまい、多くの建物が倒壊し、地震発生から間もなく1ヶ月を迎えようとしている今も、1万2千人近くの方々が避難を続けており、これまで1300回を超える余震は今だ収まる気配がなく、遠い九州の地で不安や恐怖の中で生活している方々を思うと、胸がしめつけられる思いにかられます
熊本地震は、震源の深さ11キロと浅い場所で発生した内陸で起きる活断層型で、人々が普通に生活する足元で発生したことは本当に恐ろしく、他人事ではない現実を突きつけらました
聞くところによると、秋田県にも東日本大震災以降に活動の活発化が危惧されている活断層がいくつか存在しているらしく、災害は、いつ自分の身にふりかかってくるかわからないという覚悟を持ち、普段から防災に対しての備えや、自分の身は自分で守らなければならないことを強く感じます
さて、この熊本地震によって運休が続いていた九州新幹線ですが、5年前の全線開業に合わせて作られたCMが東北と九州の2つの震災を励ますこととなり、再び注目されていることはご存知ですか?
JR九州がこのCMを放映したのは2011年3月9日、2日後に東日本大震災が発生し
CM放映にストップがかかり、当時3日間しか放送されなかった幻のCMと言われながらも、「笑顔と力がわいてくる」ということで、秘かに被災者の方々の励ましになっておりました
巡り巡って熊本地震…
再びこのCMが「熊本地震に負けるな!九州をどこまでも」ということで話題になっています
7色にカラーリングされた新幹線が、九州各地のたくさんの人々の笑顔をつなぎ、復興への希望や力強さの象徴のようで、何度見ても涙なくして最後まで映像を見ることができません。まだご覧になっていない方は、こんな今だからこそ「九州新幹線全線開業CM」動画をぜひご覧ください
そして「この方々のために何ができるか?」を考え、一人ひとりができる小さな「復興支援」を心がけ、1日も早く平穏に過ごせることを願いつつ心を寄せて過ごしていきましょう