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フレッシュワークAKITA ~スタッフブログ~

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Job-Press on Radio< 株式会社 無限堂 >

みなさんこんにちは001.gif

フレッシュワークAKITA広報班です。

エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
立春も過ぎ、徐々に春に近づいている手応えが感じられますね・・・012.gif

今回の取材先は、湯沢市稲庭町に本社工場があります
「株式会社無限堂」
  
フレッシュワークAKITA広報班メンバーと
エフエム秋田から番組パーソナリティーの「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・

取材先として指定されたのは、秋田市泉東町の秋田配送センター・・・
秋田市御所野の「秋田テルサ」からは、
県道41号(秋田昭和線)と県道15号(秋田八郎潟線)を通り、30分程で到着・・・ 
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秋田配送センターは、
佐竹家の菩提寺として有名な天徳寺のすぐ近くですよ・・・


早速、
大島 千明 代表取締役社長 に、いろいろお聴きしましょう!
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 ◇ こちらの会社について教えて下さい!
 
 ◆ 「「株式会社無限堂」は、
     湯沢市稲庭町に本社を置く業界第2位の稲庭うどんのメーカーです。

     主に県外の百貨店を販路としており、
     県外へ地場産品と情報を発信し続けています。

     また、地元秋田市大町に稲庭うどん専門のレストランを運営し、
     商品の知名度アップに努力しています。」


「株式会社無限堂」は、
秋田市出身の大島代表取締役社長が昭和58年に設立した、
稲庭うどん・そうめんの製造販売及び和風レストランを経営している会社です。

東京の大学卒業後、
輸入食品を扱う商社に就職した大島代表取締役社長は、
仕事で得意先を回った際、
出身地である秋田の商品がPRされていないことに驚いたそうです。

その後、会社設立を考えた大島代表取締役社が目をつけたのが、
『稲庭うどん』でした。

昭和58年に稲庭町で農家の納屋を改造し、
職人2名を採用して『稲庭うどん』を製造。
大島代表取締役社長が営業担当者として始めた会社が、
「株式会社無限堂」です。

現在では、秋田県が誇る『稲庭うどん』メーカーとして、
業界第2位のポジションを確立しています。

060.gif『むっげんどぅーおー』のフレーズで、
秋田県民にはお馴染みの会社ですよね。

005.gif ちなみに「無限堂」の名前の由来は、
設立者である大島家に守護神として龍神社があり、
この龍神さんを「無限白龍神」と称していることからきているそうです。
製品に描かれている白龍もこれに由来しているということで、
とても神聖なものですね。
【写真 製品に描かれている"白龍"(無限堂公式ホームページより借用)】

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027.gifここで豆知識! 『稲庭うどん』について、確認してみましょう!!

 現代では『日本三大銘うどん』として知られる稲庭うどんですが、
 その製造方法が確立されたのは350余年前のこと・・・

 稲庭うどんの歴史は古く、寛文五年(1665)までさかのぼります。
 秋田県南部に位置する現在の稲庭町は、雄大な栗駒山をのぞむ山々に抱かれ、
 澄んだ空気と清冽な水に恵まれた、良質な小麦の産地でした。
 これに着目した藩主が、稲庭の村人たちに命じて、うどんを作らせたのが始まりで、
 当時は藩主への上納品として納められていました。

 宝暦二年(1752)には、藩を代表する名産品として藩御用達となり、
 藩主の江戸出府に際しての贈答品として使われ、
 その美味さは将軍家や各地大名にも絶賛されたと言われています。

 明治になってからは、もっぱら宮内省(当時)に上納されました。
 厳選された材料と熟練の技で作られる稲庭うどんは、超高級品としてもてはやされ、
 一般庶民が日常の中で食すことはたいへん難しかったと言われています。
 『株式会社無限堂 ホームページより引用』



昔は、限られた人しか食することが出来なかった『稲庭うどん』・・・
一般の人でも食べられるようになり、本当によかったですね。


さて、「株式会社無限堂」では、
『稲庭うどん』と『稲庭そうめん』の製造・販売の他、
秋田市大町と秋田市中通及び、
秋田市卸町の「秋田まるごと市場」内に和風レストランを経営しています。

【写真 伝承の味処 無限堂大町本店(無限堂公式ホームページより借用)】
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【写真 伝承の味処 無限堂秋田駅前店(無限堂公式ホームページより借用)】
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【写真 海鮮問屋 北前船(無限堂公式ホームページより借用)】
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大島代表取締役社長によれば、
和風レストランの経営は、
『稲庭うどん』等商品の知名度アップのための
アンテナショップとしての役割の他に、
製造担当の社員に消費者の声を届け、
仕事の励みにしてもらうという意味合いがあるそうです。

製造業においては、
消費者の反応を直接聴く機会がないですよね。

直営店で提供される『稲庭うどん』を食べたお客様の反応を、
飲食事業担当から製造事業担当に伝達するためのシステムが、
“和風レストランの経営”なんですね・・・

大島代表取締役社長のアイデア、すばらしいと思います!

また、湯沢市稲庭町の本社工場では、
現在、『稲庭そうめん』の製造が始まっているそうです。

この『稲庭そうめん』、
冬季間限定、そして本社工場限定の製造ということで、
秋田配送センターの製造担当者も、
わざわざ見学にいくそうです。


 ◇ 現在力を入れていることについて、教えて下さい。

 ◆ 「ネット販売に力を入れている他、海外への販路を拡大しています。

     海外で生活する日本人をダーゲットに、
     中国から始めた輸出が、アジアそして北米に広がっています。」


海外で生活している方にとって、日本食はとても大切な存在ですよね。
海外で暮らす日本人だけでなく、
外国の方にも『稲庭うどん』を食べていただき、
そして秋田を知っていただけるといいですよね・・・


 ◇ 社員の構成について、教えて下さい。
  
 ◆ 「製造事業担当、営業事業担当、飲食事業担当と総務経理等事務担当の
     4つに分かれています。

     社員の大半は製造事業担当となっており、
     繁忙期にはパート・アルバイトを採用して対応しています。」


『稲庭うどん』は、"お中元"の主役といっても過言ではないため、
繁忙期は夏なんだそうです。

あまりの忙しさに、繁忙期は体重が減少する社員が多いそうですよ・・・


 ◇ 求められる人材について、教えて下さい。

 ◆ 「集団での仕事が多いことから、
     協調性があるかが一番重要だと思います。

     また、きちんと意思表示出来るか、素直さも大切ですね。」


特に製造事業担当は、10名ぐらいのグループで仕事をするそうで、
協調性がないと、集団の中でスムーズに仕事が進められないそうです。


 ◇ 採用試験について教えて下さい。

 ◆ 「書類選考を行う時もありますが、
     通常は筆記試験と面接を行っています。

     筆記試験は一般常識と作文ですね。
     作文のテーマは身近な話題を取り上げています。

     面接は個別面接で、
     面接官は2名(代表取締役社長と専務取締役)で行っています。

     特に新卒者は、面接の練習を事前にしっかりしてきますが、
     応募者の真の姿を見たいので、定型の質問ではなく、
     想定していないであろうことを質問するようにしています。」


応募者の人間性を把握するため、
事業主はいろいろな工夫をしているんですね・・・


 ◇ 採用後の研修について、教えて下さい。

 ◆ 「採用時の集合研修は、特に行っていません。

     配置部署で半年ほど専任の指導者をつけますが、
     先輩達に混じって現場で少しずつ仕事を覚えてもらいます。

     製造事業担当は一通りの仕事を覚えるまでに2年~3年かかりますが、
     職人として大成するには、10年ほどかかります。」


『稲庭うどん』の製造工程は、
機械により自動化されている部分もありますが、
天候を見極めてその日使う塩水の濃度を調整したり、
うどんの乾燥状態を見極めるのは、熟練の職人しか出来ないそうです。


秋田を代表する『稲庭うどん』の作り手として、
是非がんばりたいという方のご応募をお待ちしています。


では、本日の若手社員をご紹介!
製造事業部  澤田石 智瑛 主任です。
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はにかんだ笑顔が、とてもさわやかな方です・・・

大島 伸子 専務取締役にも同席していただきました。
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 ◇ 入社のきっかけについて、教えて下さい。

 ◆ 「高校の就職活動の時期に、
     県内企業に就職したいと考え、応募先に悩んでいました。
     その時に無限堂の求人を目にし、
     企業理念に感銘を受けたことが、応募するきっかけです。」


澤田石主任は五城目町のご出身。
地元の中学校を卒業後、秋田市内の高校に進学しました。

地元秋田の企業に就職したいと考えた時に出会ったのが、
「株式会社無限堂」・・・

興味を惹かれたのは、企業理念だけでなく、
『稲庭うどん』という秋田の特産品にかかわれる仕事だからといいます。


 ◇ 採用試験で覚えていることはありますか?

 ◆ 「私の時は面接試験のみでした。

     学校の様子や長所と短所を質問されましたが、
     短所をうまく答えられず、つまってしまったのを覚えています。」


面接では良い手応えが得られなかった澤田石主任・・・
採用内定の連絡を受け、びっくりしたそうです。

そんな澤田石主任ですが、
『稲庭うどん』を食べたことはあっても、
作ったことはもちろんなかったので、
実際に働いてみると、
とても手と時間をかけて製造されていることに、驚いたそうです。


 ◇ 大変なことと、やりがいについて教えて下さい。

 ◆ 「入社当初は、先輩達が忙しそうに働いてるのを見て、
     手伝いたいと思っても、仕事が分からず、
     役に立たないことから歯がゆかったことを覚えています。

     入社して7年が経ち、今では教える立場になりましたが、
     後輩には早く仕事を覚えてもらえるよう、
     こまめに指示を出すようにしています。

     繁忙期になると、
     注文を受けたその日に出荷という依頼もあり、
     納期を守るのが本当に大変ですね。

     この仕事のやりがいは、なんといっても、
     お客様の反応です。

     ネット販売を始めたことから、
     購入いただいたお客様から『美味しかった』という評価をいただけることが、
     本当に励みになります。」


やはり、作り手としては消費者の反応が気になるところですよね。
お客様の『美味しかった』を聴くために、
今日もがんばる澤田石主任でした・・・

【写真 取材の様子】
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027.gif ここでまたまた豆知識! 『稲庭うどん』の製造工程を確認しましょう!!

 1.練 
  塩水に小麦粉(中強力)を加えて練り、
  大きな団子のような円形になるまで練り合わせます。
 2.巻
  うどん生地を引き延ばし、円形から棒状にコロコロころがしながら、
  伸ばしていきます。
 3.綯
  さらに細くなめらかにした生地を一本一本両手でもむようにして「より」をかけ、
  30センチほど間を置いた2本の棒に、交互にかけていきます。
  「より」をかけ八の字にあやがけしていくことによって、コシも出てきます。
 4.熟
  手綯いを終えた生地は、職人の繊細な感と経験により、
  再度の寝かせを行います。
 5.潰
  寝かせを経た生地を平たく均等に潰し、
  生地を同じ厚さに整えます。
 6.乾
  同じ厚さに整えられた生地を職人が見極めながら極限まで伸ばしていきます。
  乾燥の具合を見極めながら、掛台の位置をこまめに調整し、
  半日以上かけて乾燥させます。
 7.断
  しっかりと乾燥したうどんは、強度としなやかさを持ち、
  ほとんど折れることはありません。
  商品用の長さに断裁すると、きれいな断面が姿を現します。
 8.選
  職人の厳しい目により、商品化にふさわしい、美しいうどんが選別されます。


完成した『稲庭うどん』は、きれいに包装され、出荷されます。

【写真 秋田配送センターの工場内に貼られている 『厚さ 1㎜、巾 1.8㎜』掲示】
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澤田石主任によれば、
工場では毎日『稲庭うどん』が製造されているので、
3日間の工程を毎日繰り返し行っているそうです。

午前中に製造作業を行っているそうですが、
工程の途中で生地を休める(いわゆる"ベンチタイム")時間を取るため、
その間は包装や箱詰作業を行っています。

午後は、包装作業がメインとなり、
機械により袋詰めされた商品を、注文に応じた形式に箱詰していきます。

顧客毎にさまざま依頼があるため、
『稲庭うどん』のみや出汁が同封されたセットなど、
梱包のアイテム数はかなりの数に上るそうです。


 ◇ 今後の目標について教えて下さい。

 ◆ 「稲庭うどんを作って7年目ですが、まだまだ覚えることがあり、
     日々勉強の毎日です。経験を積んで立派な職人になりたいです。」


昨年10月に主任に昇格した澤田石主任ですが、
中堅社員の中でもリーダー的な存在なんだそうです。

更なる精進を重ね、職人としての道を究めて下さいね。


では、収録と参りましょう・・・
恥ずかしがり屋の澤田石主任ですが、真坂さんと入念な打ち合わせ・・・
とにかく、真面目な方ですね・・・
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自称"口べた"とのことですが、通る声でしっかり応対いただき、
無事収録を終えました。
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最後に、秋田配送センター内の製造工場を見学させていただきました。
ご案内いただいたのは、早坂 友良 営業管理部次長です。
【写真 工場内の様子(白衣の方が早坂 営業管理部次長)】
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【写真 結束された『稲庭そうめん』を金属探知機でチェックしている様子】
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【写真 箱詰め作業の様子】
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包装作業をメインに見学させていただきましたが、
皆さんがてきぱきと包装作業を行い、
次々と商品が箱詰めされてい様子は圧巻でした。

そして、裁断を待つ乾燥中の『稲庭うどん』の美しさ・・・
本当に感動しました・・・
【写真 乾燥中の『稲庭うどん』】
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早坂 営業管理部次長、丁寧なご案内、ありがとうございました。
    
恒例の記念撮影は、一押し商品を手にぱちり!
【写真に向かって、右側から製造事業部 澤田石智瑛 主任、真坂はづきさん】
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この模様は・・・

2月13日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・003.gif   

※今回の取材にあたり、
大島 伸子 専務取締役に大変お世話になりました。お礼申し上げます。
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by fresh-akita | 2015-02-11 09:00 | ラジオ番組取材後記
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