みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
平成27年も、宜しくお願いいたします。
今回の取材先は、鹿角市十和田にあります
「株式会社青山精工」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーが、会社を訪問しましたよ・・・
秋田市御所野の「秋田テルサ」からは、
秋田自動車道、国道285号線、国道7号線、国道103号を経由して
約3時間程で鹿角市へ・・・
コンビニ横の側道に入り、踏切を渡ると建物が見えてきました!
お隣は、自動車学校のようです・・・
早速、
青山 健哉 代表取締役 に、いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの会社について教えて下さい!
◆ 「
「株式会社青山精工」は、精密機械部品加工、脆性材加工、
及び各種治工具・省力機・ユニット製品の設計・製図組立を行っています。
“人間尊重”をベースとして、“日々の創造、変革、夢、信念を堅持”しながら、
今新たなニーズへの挑戦として、高度加工技術・固有技術の確立を目指し、
従来の金属精密加工に加え、超難削材とされるセラミックスをはじめ、
タングステンやモリブデン等への精密機械加工に挑戦しています。」
「株式会社青山精工」は、昭和44年「青山鉄工所」として操業を開始したことに始まります。
治工具部門、女子電子組立部門の設置を経て、
昭和60年に青山精工に名称を変更。
翌年、昭和61年には、業務拡大のため現在地に移転。
その後、開発部門を新設し、治工具・省力機の設計製作を開始。
平成2年には
「株式会社青山精工」に組織変更。
平成13年には、セラミックス事業部を新設しました。
多くの製品が得意先(主に県外)からの注文生産になっており、
少ロット・多品種となっているそうです。
◇
こちらの会社の特徴について、教えて下さい。
◆ 「得意先からの様々なニーズに応えるため、
様々な工作機械を導入しています。
【写真 様々な工作機械】
2010年に導入したウォータージェット加工機は、
水とガーネットと呼ばれる砂を同時に噴出させて切断する加工機で、
他の加工機との最大の違いは、
水を使用することで、熱による変形が無いということです。
ウォータージェット加工機の導入により、鋼鉄、非鉄金属はもちろんの事、
石材からスポンジ・ゴムのような柔らかい材質まで切断できます。
【写真 上 ウォータージェット加工機の加工見本、下 ウォータージェット加工機】
2013年に整備した3Dプリンタは、より高精度な造形を可能とし、
試作、治工具及び部品製作を短時間で行う事ができます。
【写真 上 3Dプリンタの加工見本 下 本物のカブトムシをスキャンした加工品】

※真ん中のカブトムシのみ原寸大で、左右のカブトムシは原寸の約4倍の大きさ。
また、弊社では他社で取り扱っていない、
硬脆性材(硬くて脆い)や超難削材の加工を得意としています。」
【写真 加工品の見本】

【写真 右側 加工前、左側 加工後】
ウォータージェット加工機は、音速(マッハ3)で水を吹き付けているそうです。
稼働しているところを見せてもらいましたが、とても迫力がありました・・・
3Dプリンタは家庭用も販売されるようになり、ますます脚光を浴びています。
「株式会社青山精工」では、加工技能を高めるため、
昨年の5月29日、30日に東京ビッグサイトにて行われた、
日刊工業新聞社主催の「3Dプリンタクリエイティブコンテスト」に作品を出品。
見事、特別賞を受賞しました。
【写真 受賞作品 『モー大変』】
作品名『モー大変』という牛の模型なのですが、
ボディーの素材がクリアなので、体内が見えるようになっています。
牛の体内=ミルクの製造工場というアイデアから、
歯車やパイプが内臓と置き換わっているだけでなく、
牛のお乳からこぼれたミルクが床に跳ね上がっている様子がリアルに表現されています。
また、上を向いている牛のしっぽは、
名刺などを挟むことが出来る“名刺スタンド”の機能を持っており、
練りに練られた作品となっております。
『モー大変』以外にも3Dプリンタで製作した作品を見せてもらいましたが、
導入1年あまりでこれだけの加工が出来るとは、本当に驚きです。
そして、豊かで奇抜な発想力にも驚きました・・・。
【写真 3Dプリンタで製作した作品】
◇
現在、力を入れていることは、何ですか?
◆ 「弊社の技術力を多方面で活用していくため、
新たな分野を開拓したいと考えています。
一つは医療機器分野で、内視鏡に使用される部品の開発を行っており、
先頃、医療関係の展示会に参加し、弊社の製品をPRしました。
また、航空機分野への参入も検討しており、
参入に必要なJIS Q9100の審査を準備中です。」
【写真 高い技術力が分かる作品】

ここで豆知識!
『JIS Q 9100』って何?
『JIS Q 9100』は、ISO 9001をベースに航空宇宙産業特有の要求事項を織り込んだ、
日本で制定された世界標準の品質マネジメント規格です。
『JIS Q 9100』審査を行うことで、組織の価値向上に加えて、
航空宇宙産業界の中で組織の存在をアピールでき、
新たなビジネスチャンス獲得が期待できるそうです。
◇
部署について、教えて下さい。
◆ 「製造・技術部門、総務、営業の3つに分かれています。
製造・技術部門は、作業内容によって、
各種金属やエンジニアプラスチック等の精密加工を行う製造部、
ファインセラミックスをはじめ、ガラス等硬脆性材の加工や、
モリブデンなど難削材の加工を行うセラミックス事業部、
各種治工具・省力機器などの設計・開発、
組立・調整及び立上げなどを行っている開発部に分かれています。」
【写真 工場内の様子】
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆ 「雰囲気が明るく、手先が器用な方。
モノづくりが好きな方が望ましいですね。
真面目一方よりも、少々やんちゃなくらいが良いかもしれません。」
【写真 社員が考えた環境整備に関する標語】
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「採用試験は1日で行っています。
一般教養のペーパーテストの他、
モデルを見せて図面を作成する試験や作文を書いてもらいます。
最後に私(代表取締役)との面接を行っています。
面接の質問内容は、“やる気”をはかるための質問や、
働く環境が整っているかについて確認する質問をします。
中途採用者については、職歴や職責、
前の仕事の業務内容、誰にも負けない点や、最近読んでいる本など、
いろいろな角度から人物像を把握するための質問をします。
応募される方は、会社の近隣にお住まいの方がほとんどなので、
社員と同じ町内に住んでいるとか、社員の知り合いの子供だったなど、
いろいろな所から人となりの情報は入ってきます。」
【写真 取材の様子】
◇ 採用後の研修等について教えて下さい。
◆ 「入社後は、各部署のリーダーに指導してもらいながら、
簡易作業から覚えてもらっています。
まずは、コミュニケーションをしっかり取ることに重点をおいて、
指導しています。
社会人としての心構えや挨拶の指導などは、
商工会が主催する研修を活用しています。
仕事に必要な加工技術については、
社内の指導以外に、工具メーカーが主催する研修会に参加し、
新たな技術習得と、
他社からの参加者との情報交換も合わせて行っています。
自分に自信をつける意味からも、
社員には、加工技能士試験などにチャレンジして欲しいです。」
【写真 社内に掲示している資格取得者の氏名】
中途採用以外の方については、
現場担当者も営業担当者も、入社後に業務に必要な知識や技能を学んでもらうそうです。
営業担当者は、自社の技術を顧客にPRしなければならないため、
加工に関する知識も有する必要があることから、
営業担当としてデビューする前に、現場を経験させるとのことでした。
『無から機能を生み出す。創造と挑戦』を合言葉に躍進を続ける、
「株式会社青山精工」・・・
精密機械加工に興味のある方のご応募をお待ちしております。
本日の若手社員をご紹介!
製造セラミック課 松岡 翼一 さんです。
入社6年目の松岡さんは、鹿角市のご出身。
ワイルドな風貌とは違って、とても穏やかな方です。
お名前は、“翼一”と書いて、“ツバサ”とお読みするそうです。
初対面の方からは正しく読んでいただいたことがないそうですが、
命名の由来をお聞きしたところ、
“翼”という漢字を使用するに当たり、名前の字画を調整するために、
“一”を加えたのだそうです。
◇
入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「地元の高校に在学中、モノづくりが好きだったこともあり、
秋田職業能力開発短期大学校の体験入学したことがきっかけで、
秋田職業能力開発短期大学校への進学を決意しました。
生産技術課に進学後は、3次元CADや製図、溶接などを学び、
研削といし取替試運転作業者(グラインダーの取扱資格)や、
アーク溶接・ガス溶接の資格を取得しました。
在学中に職場体験を行ったのですが、
3次元CADの体験が出来る受入先が見つからず、
先生の勧めもあり、経験の幅を広げる目的で、
卒業生が就職していた
「株式会社青山精工」で職場体験を行いました。
4日間の職場体験期間中にボール盤(穴をあけるための工作機械)と、
自動機の組立を行いましたが、それぞれの作業に新鮮みがあり、
学校にない沢山の工作機械が整備されていることから、
こちらの会社に対して強い興味を持ちました。
卒業後は、県外での就職も考えていましたが、
家族の強い希望があり、県内企業への就職を目指すことになりました。
応募に当たり、複数の企業を見学しましたが、
職場体験をした
「株式会社青山精工」の印象が強かったことから、
応募を決意しました。」
【写真 取材の様子】
◇
採用試験で覚えていることを教えて下さい。
◆ 「一般常識の筆記試験と、パソコンの文字入力のタイピングテスト、
面接試験を受けました。
面接では職場体験を行ったこともあり、面接と言うよりは雑談をしたという感じでした。」
◇
働いてみて、いかがですか。
◆ 「入社後は、半年くらいで各種工作機械を1ヶ月ずつ体験しました。
ボール盤の担当が長かったのですが、現在はNC旋盤を担当しています。
同じ製品を複数製造することが少ないため、
日々、新たな製品に取り組んでいるという状況です。」
【写真 仕事中の松岡さん】
◇
この仕事で大変な事、またはやりがいについて教えて下さい。
◆ 「入社当初は技術が身についていないため、
うまく加工することが出来ず、とても苦労しました。
やはり、職場体験と実際に働いた時の状況は違うんだと痛感しました。
加工の仕方を間違うと、歯が欠けてしまうことがあり、
素材の状態を見極めて加工するのが難しいですね。
現在担当しているNC旋盤は基本的な加工の他、
オプション加工が可能な高性能の機械なので、
どのように加工するかを考えるのがとても楽しいです。
時々、リピート品(以前作った製品と同じ製品)を担当しますが、
前回と加工の条件を変え、より短時間に制作するようにしています。」
◇
今後、取り組んでみたいことはありますか。
◆ 「さらに技術を磨き、新たな技能を身につけられるようにしたいです。
同じ年齢でとても技術を持っている社員がいるので、
密かにライバル視して、がんばっています。
機械操作が好きなので、ボール盤やNC旋盤以外の機械、
マシニングセンタなども操作したいですね。
将来的には、機械加工技能士資格も取得してみたいです。
仕事以外では、社内イベントで興味を持ったボランティア活動(ゴミ拾い)にも、
積極的に参加したいです。」
お酒が大好きと話す松岡さんは、製造セラミックス課の同僚と飲みに行くそうです。
会社でもタンポ会などのイベントがあり、
社員同士はとても仲が良いとか・・・
休日は、盛岡市などへドライブしたり、父親と山菜を採りに行くという松岡さん・・・
技術の向上とボランティア活動、共に頑張って下さいね。
【写真に向かって、左側から、青山 健哉 代表取締役、
製造セラミックス課 松岡 翼一 さん】
この模様は・・・
1月9日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・
今回のラジオ取材に際し、渉外部 青山 亜起菜さんに大変お世話になりました。
ありがとうございました。