みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
今日は久々の晴天!しかし、着実に冬の足音が聞こえてきていますね・・・
今回の取材先は、秋田市大町に本店があります
「秋田信用金庫」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーと
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・
秋田市御所野の「秋田テルサ」から本店までは、
国道13号線、県道28号(秋田岩見船岡線)を経由し、
30分ほどで到着!
通称「赤れんが館通り」で看板を発見しました。
なんと、「赤れんが郷土館」の隣に本店があるんですね・・・ とても素敵な建物です・・・
早速、
高橋 司 常勤理事 に、いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの会社について教えて下さい!
◆ 「
「秋田信用金庫」は、
秋田市および男鹿市・南秋田郡を主営業地として、
地元の中小企業や住民の皆様が会員となってお互いに助け合い、
地域の繁栄を図ることを目的として設立された相互扶助型の金融機関です。
地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金・積金)は、
地元で資金を必要とするお客様に融資を行って、
事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、
地域社会の発展に貢献できるよう、努力いたしております。」
「秋田信用金庫」は、
明治44年に創業された有限責任秋田共益信用組合の設立に始まります。
【写真 旧本店の写真】
昭和25年には秋田信用組合に、
昭和26年には秋田信用金庫にそれぞれ組織変更をしています。
また、昭和27年には横手信用組合から事業全部を譲渡され、
横手支店を開設。
平成7年には土崎信用金庫と合併、平成15年度には五城目信用金庫と合併し、
現在は本店と17支店を展開しています。
ここで豆知識!
信用金庫とは、地域の方々が利用者・会員となって
お互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、
主な取引先は中小企業や個人となります。
利益第一主義ではなく、会員すなわち地域社会の利益が優先されます。
さらに、営業地域は一定の地域に限定されており、
預かった資金は、その地域の発展に生かされています。
同じく金融サービスを行う銀行は株式会社なので、
株主の利益が優先されている点が信用金庫と大きく異なります。
また、信用金庫は協同組織の金融機関となっており、
銀行が株式会社であることから、組織体制も異なっています。
信用金庫の他、協同組織の金融機関には信用組合がありますが、
こちらは、根拠法や会員(組合員)資格が異なる他、
預金の受入れについて、信用組合は原則として組合員が対象ですが、
信用金庫は制限がないなど、業務も異なっています。
銀行と業務内容はさほど変わらないそうですが、
”相互扶助”や”地域発展”がキーワード!
文化芸術の発信・支援、環境保護、
青少年健全育成等「街づくり、人づくり」にも貢献できるよう、
日々取り組んでいる団体なんです。
【写真 営業店に掲出されているキャッチコピー】
◇
現在力を入れていることについて、教えて下さい。
◆ 「地域密着の金融機関ということで、
営業店のある地域のお祭りなどに、
職員が住民と一緒になって参加しています。
本店では、8月の竿灯祭りに参加していますし、
横手支店ではかまくら、土崎支店は土崎港祭り、
八郎潟支店では一日市盆踊りにそれぞれ参加し、
一日市盆踊りでは、職員が仮装で入賞もしています。
当金庫で年金をお受け取りのお客様の親睦団体『ゆとり倶楽部』の親睦旅行、
当金庫で最大の顧客組織であるあきしん会による『あきしん文化講演会』、
当金庫の名前を冠した『あきしん杯争奪少年サッカー大会』の開催など、
さまざまなイベントも開催しています。」
「秋田信用金庫」では上記の他、
東日本大震災で被災した子供の支援を目的に、
平成24年度からは各年度の期末決算で計上した純利益の1%程度を、
「あしなが育英会」に寄付する取り組みも行っているそうです。
さまざまなアプローチで地域貢献しているんですね・・・
【写真 金庫のマスコットキャラクター “ナミ-とハギー”】
◇
部署について、教えて下さい。
◆ 「本店には、
総合企画部、総務部、事務部、業務部、融資部、監査室があります。
総合企画部では企画や資産運用、総務部は人事・総務、コンプライアンス、
事務部はシステム開発、業務部は広報、業務推進、
融資部は審査や管理、個人ローン、
監査室は業務監査などをそれぞれ担当しています。
本店窓口及び各支店では、預金、貸出、為替及び付帯業務を行っています。」
本店には窓口業務の他、
総務・人事や各種業務の企画や管理を行う部門があるんですね・・・
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆ 「積極性やコミュニケーション能力、柔軟性や順応性など、
どの会社でも必要とされる能力の他、
地域に対する思いの強い方、秋田が好きで、人が好きな方かどうかが
とても重要ですね。
また、受け身の仕事と思われがちですが、
意識を持って積極的に動くことも必要になっています。」
地域に根差した団体ということで、
『地域に対する思い(秋田が好き)』は、外せないポイントです。
金融機関というと、お客様は構えてしまいがち・・・
そんなお客様を“笑顔”と“挨拶”で和ませる事が出来る人が、
必要なんだそうです。
◇
採用試験について教えて下さい。
◆ 「秋田県主催の合同就職面接会(5月開催)の会場で、
一次試験(集団面接)を行います。
一次試験の合格者について、
二次試験(筆記試験と個別面接)を受けていただきます。
個別面接の面接官は3名から4名となっています。
面接での質問内容は、オーソドックスなものに加え、
応募者の素顔を見るため意外な質問も行っています。」
合同就職面接会に参加できなかった場合は、
総務担当者あて、問い合わせてみてくださいね。
【写真 本店の店内】
◇
採用後の研修について、教えて下さい。
◆ 「内定後の年末に先輩職員を囲んでの研修(1日)、
年明け2月に制服の採寸や職員証の写真撮影なども行う研修(1日)を行い、
3月から配属予定の営業店で先輩の指導を受けながら、
実務研修(1か月)に入ります。
4月の合同入庫式の後は各営業店において、
状況なども見ながら窓口を担当してもらうようになります。
実務に関しては、預金や資産などの通信講座を受講してもらう他、
業務に必要な資格を取得してもらうため、
通信講座の受講と合わせて、
試験勉強も行ってもらいます。
入庫後数年は、通常業務に加え、
通信講座と資格取得のための勉強が続きます。
外部開催の研修としては、
県の信用金庫協会(県協)で開催している研修や、
東北地区の27信用金庫が加盟している地区協では、
ベテラン職員向けの研修を実施しています。
また、全国規模の信用金庫の組織(全信協)でも、
研修を行っており、研修の種類・機会とも豊富にあります。
外部機関の研修は、知識や技能の習得の他、
他の地域の職員との交流があり、人脈形成の意味でもとても有効です。」
多様な実務に対応するため、必要となる資格や知識も多岐にわたり、
通信講座や資格取得のための勉強が必須なんですね。
また、営業店にはさまざまな機械が設置されており、
それぞれの機械の操作方法をノートに記載し、
お手製のマニュアルを職員がそれぞれ作成しているそうです。
職員のみなさんは、とても努力されているんですね・・・
◇
転勤や昇進について、教えて下さい。
◆ 「お金を扱っている仕事ということもあり、
転勤は、3年~4年のスパンで行っています。
昇進は、経験年数の他、人事考課や資格の取得状況等により決定しますが、
主任→係長→代理職→管理職(店長や部長)という順番に昇進します。
営業店の店長には、40歳代でなる方が多いですね。」
仕事柄、転勤はどうしても避けられないようですが、努力をいとわず、
秋田のため、地域のために働きたいと思っている方、
是非、応募してみて下さいね。
では、本日の若手職員をご紹介!
本店窓口担当 川村 舞子 さんです。
入社2年目の川村さん、「舞子」と書いて、「まこ」とお読みするそうです。
日本舞踊の師範をしている祖母が名付けたそうですが、
ご本人同様、お名前もかわいらしいですね。
川村さん自身も日本舞踊を習っていたそうで、
立ち居振る舞いが優美なんですよ!
◇
入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「地元で働きたい、自宅から通勤したいとの思いが強く、
短大で専攻した栄養士にこだわらず、
2年生の4月から就職活動を本格的に始めました。
土日に休める企業を探していた中で出会ったのが、
秋田信用金庫でした。
合同就職面接会などで担当者の方から話を聞く内に、
地域密着型ということに惹かれ、入庫を希望しました。」
短大時代の川村さんは、専攻の栄養士以外にも
秘書検定やパソコンの文書作成・表計算などの資格を取得したそうです。
地元で土日に休める企業に就職したいと思った川村さんは、
業種にこだわらずに様々な企業から話を聞く中で、
興味をひかれる企業を絞っていったそうです。
【写真 取材の様子】
◇
採用試験で覚えていることはありますか?
◆ 「筆記試験がとても難しかったですね。
筆記試験の成績だけで採否が決まっていたら、不合格だったかもしれません。
面接では大学で学んだことや、
今まで一番つらかったことと、その時、どのように対処したかということを
質問されました。
学校で練習していた質問内容よりも、
実際の質問はさらに踏み込んだ内容だったので、
とてもあせったのを覚えています。」
希望通りの就職先から内定をもらった川村さん。
配属先は、実家から徒歩で通勤出来る本店でした・・・
◇
仕事内容について、教えてください。
◆ 「本店の窓口をテラー業務を担当しています。
現金の入出金はもちろん、定期預金、定期積金などの契約、
セールスなども行っています。
本店では年金の支給日に先着50名の方にお花のプレゼントをしています。
お花をもらうことを楽しみにしている方もおり、当日はとても賑やかです。
また、毎月15日・20日と月末は忙しいので、
前の日から気合いを入れています。」
【写真 仕事中の川村さん】
信用金庫は、窓口業務の他、
個人商店などを回って、
お客様の掛け金を預かる「渉外担当」と呼ばれる職員もいます。
主に男性の職員が担当していますが、
最近は女性の渉外担当職員もいるそうです。
川村さんも、自宅近くのお客様を訪問する日が来るかも・・・
◇
窓口が終了した後は、どんなことをしているのですか。
◆ 「窓口で処理した各種書類の確認作業を行っています。
住所変更や名前の訂正などそれぞれの書類について、
お客様にご記入いただくところと、職員が記入するところがあり、
記入漏れがないか、記載事項に誤りがないか、
また、必要な書類が揃っているかなどのチェックを行っています。」
窓口が終わった後も、さまざまな事務処理作業があるんですね・・・
◇
大変なことと、やりがいについて教えて下さい。
◆ 「業務を行う上で、取得しなければならない資格や学ばなければならないことが多く、
1年目は試験勉強がとにかく大変でした。
2年目も資格取得のための勉強は続いており、
通信講座の受講もあるのでとても忙しいです。
まだまだ先輩に助けられながらの日々ですが、
名前を覚えていただくことや、仕事以外のお話をするなど、
お客様との触れ合いが本当にうれしいですね。
特に、自分がお勧めした商品をご利用いただけた時は、
本当にうれしいですね。」
【写真 取材の様子】
採用当初は、たくさんの失敗をしてしまい、
上司に迷惑をかけてしまったと話す川村さん。
「秋田信用金庫」では、
毎日、業務日誌を作成し、上司に提出しているそうです。
上司からはコメントが記載されて返却されるそうですが、
セールスがうまくいった時には、
「よくできました」のコメントと花丸が書かれているそうです。
日中はお客様がいらっしゃるため、
じっくり相談することができないことから、
業務日誌の存在は、とても重要なんですね。
本店には14名の職員がいるそうですが、職員同士の仲が良く、
川村さんは上司といっしょに飲みにいくこともしばしばなんだそうです。
休日は、家族の行事の他、
学生時代から始めたチアダンスで、秋田ノーザンブレッツの応援もしているそうです。
チアダンスの練習は平日に行っているとのことで、
公私ともに充実した毎日を送っているそうです。
持ち前の笑顔と明るさで、通信教育や試験勉強、
そして、チアダンスも頑張って下さいね!
それでは、収録と参りましょう!
まずは、打ち合わせ・・・
収録は、はづきちゃんに負けない“張りのある声”で、一発OKでした!
恒例の写真撮影は、応接室でぱちり!
【写真に向かって、右側から、本店窓口担当 川村 舞子さん、
高橋 司常勤理事、真坂はづきさん】
この模様は・・・
11月7日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・
※今回の取材に際し、上野 吉行 総務部次長にお世話になりました。ありがとうございました。