みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
グッと寒くなった今日この頃・・・ 暖かいお鍋が食べたいなぁ~
今回の取材先は、横手市増田町に事務局があります
「社会福祉法人
横手福寿会」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーが、会社を訪問しましたよ・・・
秋田市御所野の「秋田テルサ」からは、
秋田自動車、国道13号線、国道105号、
国道342号線を経由して1時間半程で横手市増田町へ・・・
東成瀬村方面にしばらく進んでいくと・・・ 看板を発見!!
3階建てのとても大きな施設です。
早速、
事務課 林 一輝 主任 に、いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの団体について教えて下さい!
◆ 「
「社会福祉法人横手福寿会」は、
横手市増田町と秋田市で介護老人保健施設、
短期入所等のサービスを展開しています。
利用者や家族のニーズに対応し、当該地域の老人医療福祉の中核施設を目指し、
医療ケアと生活サービスを一体的に提供しています。
また、家族との絆を大切にし、明るく、家族的な雰囲気で家庭への復帰を目指して、
生きがいをもって活き活きと療養生活が出来ることも目標にしています。」
「社会福祉法人横手福寿会」は、平成6年に設立されました。
設立の経緯を伺ったところ、
当時、横手平鹿地域に介護老人保健施設がなかったため、
地域の寝たきりの高齢者に医療と介護を提供し、
在宅復帰を目指すための施設を設置するため、
地域からの要望により、法人が設立されたそうです。
平成8年5月には、
住民念願の介護老人保健施設「りんごの里福寿園」が開設され、
8月には通所リハビリテーションサービスも開始されました。
※法人の事務局は、「りんごの里福寿園」内にあります。
【写真 裏手からみた施設】
その後も着実に事業を拡大し、
現在は、横手市増田町と秋田市内で8事業を展開しています。
●グループホーム「ひだまりの家(認知症対応型共同生活介護)」(横手市増田町)
●グループホーム「ひなたの家(認知症対応型共同生活介護)」(横手市増田町)
●「りんごの里福寿園(介護老人保健施設)」(横手市増田町)
●「りんごの里福寿園 訪問リハビリテーションセンター」(横手市増田町)
●「りんごの里福寿園 訪問介護センター」(横手市増田町)
●「りんごの里福寿園 居宅介護支援センター」(横手市増田町)
●ショートステイ「ラ・ボア・ラクテ(短期入所生活介護)」(秋田市手形)
●「ラ・ボア・ラクテ 居宅介護支援センター」(秋田市手形)
【写真 グループホーム「ひだまりの家」】
ここで豆知識!
「社会福祉法人横手福寿会」で運営している施設等について、おさらいをしておきましょう!
●介護老人保健施設
通称“老健”と呼ばれています。
病状が安定し、治療や入院の必要はないが、
リハビリを含む看護や介護などのケアが必要な方で、
要介護認定を受けられた後に利用できます。
同じ施設サービスである特別養護老人ホームに比べると、
医療ケアが充実しているという側面があり、
自宅と病院との中間のような役割を持っています。
在宅での生活を目指すことが基本的なスタンスのため、
入所期間は3カ月から半年、長くても1年未満となっています。
●グループホーム
認知症を患っている高齢者が、
専門の介護スタッフの援助を受けながら、
1つのユニット(5~9人)で共同生活を送ることから、
「認知症対応型老人共同生活援助事業」と呼ばれ、
入居者の能力に応じてそれぞれが料理や掃除などの役割を分担しながら、
自立した生活を送ります。
自宅で過ごすのと同じような雰囲気での生活を送れるのが最大の特徴です。
●ショートステイ
出張や旅行などで家族が一時的に介護ができない時に、
短期間(数日~1週間)入所することで、
入浴や食事をはじめとした日常生活の介護が受けられるサービスです。
●訪問介護サービス
訪問介護とは、介護福祉士やホームヘルパーなどに自宅を訪問してもらい、
食事や入浴、排泄、衣類の着脱といった日常生活の介助や、
料理や洗濯などの生活援助が受けられるサービスです。
●訪問リハビリテーション
訪問リハビリテーションとは、理学療法士や作業療法士などに家庭に訪問してもらい、
日常生活の自立のための機能維持や機能回復を目指して、
リハビリテーションが受けられるサービスです。
●通所リハビリテーション
心身機能の維持・回復を図り、日常生活の自立を支援するために、
理学療法・作業療法など、目的に応じたリハビリテーションを行うサービスです。
【写真 リハビリテーションの様子】


●居宅介護支援センター
介護サービスを希望する方からの依頼により、
介護保険の申請手続きから、訪問調査や居宅サービス計画の作成を行い、
ご利用なされる各サービス提供事業者と連絡調整を常にはかりながら、
利用者の状況に応じたサービスが提供できる様に日常生活のサポートを行います。
◇
現在、力を入れていることは、何ですか?
◆ 「地域のみなさんにもっと施設を知っていただくことに、
力を入れています。
そのための活動として、地域ボランティアも行っています。
『蔵の日』や真人山のクリーンアップ、
まんが美術館を会場とした健康教室などを開催する他、
増田地区の文化祭で、
認知症を理解してもらうための寸劇開催などを計画しています。
また、出張相談も行っており、
在宅介護で困っていることについて、法人の職員が訪問相談を行っています。」
前回の健康教室は、管理栄養士による食事指導をテーマに開催したそうです。
さまざまな専門スタッフをかかえる法人の特徴を活かしたイベントですよね。
次回は、歯科衛生士による歯のケアをテーマに、健康教室を開催する予定なんだとか・・・
【写真 リハビリも兼ねて栽培している野菜】
◇
職員の職種について、教えて下さい。
◆ 「介護職以外については、看護師、作業療法士、理学療法士、
歯科衛生士、医師及び管理栄養士となっています。」
【写真 「りんごの里福寿園」の事務室】
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆ 「介護業界に興味があり、
地元に貢献したい・元気にしたいと思っている人を採用したいですね。」
【写真 「りんごの里福寿園」の浴室】
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「採用試験は小論文と面接で、同日に実施しています。
小論文は800文字程度で、
目指している職員像などをテーマにしたこともあります。
面接は個別面接で、面接官は3名ほどです。
質問内容は定番なものとなっていますが、
臨機応変な対応が出来るか、
確認するための質問をすることがあります。」
【写真 取材の様子】
◇
採用後の研修等について教えて下さい。
◆ 「介護職については、介護課長が中心となり、
3ヶ月の試用期間中は先輩職員が担当につきます。
試用期間内のプログラムを3者で意思統一し、
1ヶ月ごとに進捗状況を確認しているそうです。
2ヶ月に1回、全体学習会を法人内の委員会が担当して開催しており、
感染症や褥瘡(じょくそう)に関する知識や対処技術などについて、
職員間で共有するようにしています。
また、秋田県社会福祉協議会が主催する各種セミナー等については、
職員の希望や開催テーマを吟味し、
各職員が年1回は参加出来るようにしています。」
事故は仕事に慣れてきた頃が一番発生するそうで、
全体学習会では、常に初心を忘れないように働きかけているそうです。
リハビリを中心に、地域に貢献する施設で働きたいとお考えの方の応募を、
お待ちしております。
本日の若手職員をご紹介!
通所リハビリテーション課 佐々木 祐平 さんです。
入社2年目の松崎さんは、横手市十文字町のご出身。
細身ですが、筋肉がっちりなんですよ!
◇
入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「中学生の時に祖母が介護を必要とするようになりました。
看護師である母親が祖母を介護しているのを見て、
介護の仕事に興味を持つようになりました。
増田高校に進学したのも、
ホームヘルパー2級の資格が取得出来るコース(生活福祉系列)があるからです。
実際に高校で勉強してみると、
もっと深く勉強した方が良いと考えるようになり、
高校卒業後は、秋田市内の介護の専門学校に進学しました。
専門学校2年の4月から本格的に就職活動を開始しましたが、
自分の性格を考え、入所型の施設で就職したいと思い、
地元の施設を調べたところ、当法人を見つけました。
寝たきりだった祖母がリハビリのおかげで歩けるようになったことから、
リハビリに力を入れている同法人がとても魅力的に思えたことが、
応募のきっかけです。」
◇
採用試験で覚えていることを教えて下さい。
◆ 「小論文は、『わたしの目指す介護職』というテーマでしたが、
信頼される介護福祉士になりたいと書きました。
面接試験は応募の動機と、介護職を目指したきっかけを聞かれ、
祖母の話をしました。
意外だったのが、『お酒とたばこ』についての質問でした。
和やかな雰囲気で面接を終了することができたので、
合格の手応えはありました。」
【写真 取材の様子】
◇
仕事の内容について、教えて下さい。
◆ 「私の所属している通所リハビリテーション課は、
リハビリテーションをメインにプログラムが構成されています。
出勤後、朝の準備を行い、8時過ぎには利用者の自宅に送迎に向かいます。
送迎が終わるとお茶の時間となり、
利用者のバイタルチェック(血圧と体温)を行います。
昼食までに入浴やリハビリを行い、
昼食後はお昼寝の時間を経て、レクリエーションに参加してもらい、
午後のお茶の時間を終了後、4時頃から自宅に送迎します。
送迎終了後、その日のミーティングを行い、業務終了となります。」
【写真 通所リハビリテーション部の様子】
◇
仕事で大変な事、またやりがいについて教えて下さい。
◆ 「たくさんの方に利用していただいているので、
それだけ責任がある仕事だと思っています。
特に、自分の担当している利用者については、
情報をしっかり把握し、対応するようにしています。
現在の課題は、グループワークをいかに盛り上げて、
利用者の方に楽しんでもらうことです。
グループワークで取り入れるネタを探しに、
地元のお祭りなどに参加し、情報を収集したりしています。
大変な仕事ではありますが、
利用者から感謝されると、この仕事を選んでよかったと思います。
リハビリの結果、1人で出来ることが増えた利用者の話を聞くと、
自分ももっとがんばりたいと思います。」
【写真 仕事中の佐々木さん】
将来は、ケアマネージャー(介護支援専門員)資格を取得し、
相談業務も担当したいそうです。
休日は、友人と買い物にいったり、
学校時代から続けているソフトテニスを行っているという佐々木さん・・・
自分の夢に向かって、しっかり頑張って下さいね!
【写真に向かって、右側から、事務課 林 一輝主任、
通所リハビリテーション課 佐々木 祐平さん】
この模様は・・・
10月24日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・