みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
12月に入りましたが、比較的暖かな日が続きますね!
今回の取材先は、秋田市山王に本社があります
「むつみ造園土木
株式会社」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーと
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・
取材先として指定されたのは、「グリーンサムガーデン」という施設・・・
住所は潟上市天王なので、
秋田市御所野の秋田テルサから1時間弱の位置にあります・・・
国道7号を北上し、「追分三叉路交差点」から、通称「男鹿街道」へ・・・
住宅街を抜け、JR男鹿線を渡り・・・
しばらく進んでいくと、「グリーンサムガーデン」と書かれた看板が!
少々狭い道路を進んでいくと・・・ なんて素敵なところなんでしょう!!
場所的には、JR男鹿線 出戸浜駅の裏手側なんですが、
高原の避暑地にきているような雰囲気なんですよ・・・
手入れの行き届いた芝生に、多様な樹木や植物・・・
彫刻やオブジェも飾られています・・・
敷地内には、セミナーハウスのような建物や、
フィールドアスレチックもあり、
何やら、子供と女性の楽しそうな声も聞こえています・・・
玄関には呼び鈴代わりに、木槌で叩いて来客を知らせる板がありました・・・
板をよく見ると、金足農業の校訓にもなっている、聖農 石川理紀之助の言葉が・・・
※言葉の意味は、『寝ている人を起こす前に自分が起きて仕事を始めなさい』
いったい、どんな会社なんでしょうか?
早速、
草皆 義彦
常務取締役 総務部長 に、お聴きしましょう!
◇
こちらの会社について教えて下さい!
◆ 「
「むつみ造園土木株式会社」は、
造園工事・土木工事・のり面工事・舗装工事の他、
緑地等維持管理業務・造園土木の調査設計業務・
造園関連資材の販売を行っています。」
昭和44年に設立された
「むつみ造園土木株式会社」は、
有限会社むつみ不動産が造園部門を分社化したことにより誕生しました。
それでは、歴史を紐解いてみましょう!
昭和42年 8月 佐々木吉之助氏が個人で創業
昭和43年 1月 「有限会社むつみ不動産」設立(会社化)
昭和44年 7月
「むつみ造園土木株式会社」を分社独立
昭和45年12月 「むつみ建設株式会社」を分社独立
有限会社むつみ不動産は、平成5年に「むつみワールド株式会社」に社名を変更。
“むつみ”の名の元に、不動産から建築、造園までを一手に行えるんですよ!
秋田市の本社の他、取材でお邪魔しました潟上市の天王事業所(グリーンサムガーデン)、
営業所は、県内3ヶ所(北秋田市、大仙市、横手市)、東北2ヶ所(仙台市、岩手県紫波町)、
そして、茨城県守谷市に関東営業所を展開しています。
施工実績を見ると、秋田県ふるさと村の建設工事や、
太平山リゾート公園花公園センターガーデンゾーン整備工事など、
秋田県民おなじみの施設にも携わっている会社なんですよ~。
◇
こちらの会社の特徴について、教えて下さい。
◆ 「設計から施工・メンテナンスを、一社で担当できるというところでしょうか。
通常は、それぞれ別の企業が担当するのですが、
全てを網羅した、トータルな提案が行える点がメリットといえます。
近年では自治体が所有している公園や施設などの指定管理業務が増えており、
利用者増加のために、さまざまなイベントを企画しています。
また、地域貢献に力を入れており、
敷地内の施設を無料開放する他、地域の緑化活動や清掃活動を行っています。」
【写真 敷地内で無料で開放している施設】
ここで豆知識!!
『指定管理者制度(していかんりしゃせいど)は、
それまで地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、
株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど
人その他の団体に包括的に代行させることができる制度!』
「むつみ造園土木株式会社」では、県内のさまざま施設において、
指定管理者として管理・運営を行っています。
●県立小泉潟公園(秋田市金足)※会社ホームページより
●生態系公園(南秋田郡大潟村)※会社ホームページより
●県立北欧の杜公園(北秋田市上杉)
●潟上都市公園(潟上市天王)
●秋田県環境と文化のむら(南秋田郡五城目町)
●八乙女交流センター(大仙市長野)
●まほろば唐松 中世の館(大仙市協和境)
●まほろば唐松公園 わんぱくの森(大仙市協和)
●サン・スポーツランド協和(大仙市協和船岡)
本当にたくさんの施設で、業務を行っているんですね・・・
社内には、5つの部署があるそうです・・・
●総務部
●創注事業部(営業部のこと)
●工事部(造園土木を担当)
●庭苑課(庭の手入れや工事など)
●メンテナンス課(公園や工場などの緑化のメンテナンスなど)
上記の他、県内・県外の各営業所と、
県内の指定管理を行っている各施設で職員の皆さんが働いています。
こちらの会社の特徴の一つに、資格保有者が多いことがあげられます。
会社のホームページには、資格名と等級別に人数が記載されています。
土木施工管理技士や造園施工管理技士などの他、
『木のお医者さん』である樹木医もいるんです!!
そして、こちらの会社は、地域貢献活動がすごいんです!
ブログ冒頭でご紹介した、女性と子供の楽しそうな声の正体も、
「むつみ造園土木株式会社」の地域貢献の一環なんです。
取材当日は、
『秋田ときめき育児のテーマパーク』が施設内のゲストハウスで開催され、
ベビーマッサージやフリーマーケットなどの各種イベントが開催されていました。
【写真 イベントの様子】
あいにくの天候でしたが、
沢山の方が参加され、みなさんとても楽しそうでした・・・
このようなイベントが、施設内では定期的に開催されているそうです!
会社が企画した直近のイベントでは、
東京からミュージカル団体を招き、
懐かしい歌を仲間とともに身体を動かしながら歌うイベントを開催したそうです。
参加された皆さんは、最初は恥ずかしがっていたそうですが、
最後は、一人ひとりがミュージカルスターのように輝いていたそうです。
この他にも、『グリーンマネージメント(古代米づくり体験学習)』として、
地元の旭川幼稚園と出戸小学校に参加してもらう古代米づくりプログラムを
平成17年から開催しているそうです。
これらの活動は、『秋田グリーンサム倶楽部』や『フィロスあきた』の名称で展開され、
その功績は、国や県から表彰されています。
こんなに沢山の地域貢献活動を行っている企業が秋田にあるなんて、
本当にびっくりしました!!
【写真 事業所内に飾られている 社是『創造の真髄』の額】
◇
特に、力を入れていることは、どんなことですか?
◆ 「女性の採用と定着に力を入れています。
業界的には、男性の職場と思われていますが、
女性が活躍できる部署は、沢山あります。
技術者として育成してきた人材が、
結婚や出産などで退職してしまうのは、本当にもったいないことです。
会社として、各種休暇制度を整備し、
長く勤められる体制を準備しています。
今年9月3日には、秋田労働局より、
仕事と子育てとの両立支援に積極的に取り組む子育てサポート企業として、
認定されました。
また、『むつみ百年の杜』計画に着手し、『グリーンサムの杜』として、
環境景観の整備を進めております。」
『むつみ百年の杜』計画は、出戸浜地区に10万㎡の敷地を確保し、
『グリーンサムの杜』という名称で、農産物の生産から加工が学べるスペースなど、
景観を愛でるだけではない、新しい空間を生み出す試みです。
会社が発行している『季刊 Grennthumb11号』には、このような記事が・・・
『潟上市の周りは自然がいっぱいなのに、
自然と遊ぶことを知らない子供たちが多い。
公園のベンチに座って片手にはゲーム機が。
また、一日一回でも散歩したいと思うお年寄りには、
安全な散策路がない・・・。
ならばみんなが行きたくなるような創造の杜をデザインしよう。
限りなく自然を生かし、そして緑とのふれ合いを楽しめる。
未来につながる景観を考え、
安全な緑の杜をデザインしよう!
地域のすべての人がもっと生活を楽しくワクワクさせる空間。
緑の豊かさが心の豊かさに響く、究極の緑の空間。
文化と経済が両立する地域感動物語のはじまりです。』
※『季刊 Grennthumb11号』より、引用。
完成までには数年かかるそうですが、
地域が主体となった事業として、新たな雇用を生み出す場としても、
とても注目されています。
本業はもちろんですが、
地域貢献にとても力を入れている
「むつみ造園土木株式会社」は、
どんな人材を求めているのでしょうか?
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆「人と協調できるか、やる気があるかという点を大切にしています。
そして、体力はもちろん、健康であるかということも大切ですね。
専門的な勉強をしている方を採用すると思われがちですが、
学生時代の勉強は、知識としては有用ですが、
即戦力にはなりえません。
そのため、学歴や専攻は特に重要視していません。
専門知識よりも、学生時代に懸命に努力した経験があるか、
苦しいことを乗り越えてきたかの方が重要です。」
こちらの会社では、一人で完結する仕事はほとんどなく、
職人さんに指示をしたり、同僚と連携することが必要となります。
新卒者の場合は、両親や祖父母と同年代の方々と働くわけです。
専門の勉強をしたとしても、すぐに一人前の仕事は出来ません。
そのため、時には専門の勉強をしてきたという気持ちが、
仕事にマイナスに働くこともあるようです。
そして、体力と共に必要になる健康・・・
特にひとり暮らしをしながら勤務している若い方!
要注意なんですよ!!
外食ばかりで、栄養バランスを考えない食生活を続けると、
20代でも定期健康診断で要精検診断され、服薬治療を受けることになるんです。
社会人として、健康的に働けるかどうか、
重要ですよね~。
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「ペーパーテスト、作文及び面接を行います。
作文は、複数のテーマから一つ選んで書いてもらいます。
面接では、受け答えの様子や、意欲の有無について見ています。
入社を希望した動機や入社後にやりたいことなど、定型の質問の他、
希望者の状況を見て、質問内容をその都度替えています。」
想定される質問は、とてもよく練習してきているため、
上手に答えられるそうですが、
少しでもずれた質問をされると、対応出来ない方もいるそうです。
自分の考えをしっかり持っているかが、
面接を乗り切るポイントといえます。
【写真 天王事業所の事務室】
◇
学生のみなさんへ、メッセージをお願いします。
◆「社会人になると、大変だなと感じることがたくさんあります。
学生時代でも部活動や様々な体験の中で、
困難にぶつかることがあると思います。
困難なことがあっても、それから逃げることなく、
困難を克服する経験を積んでください。
きっと、社会人になった時、その経験が役に立つはずです。
また、働く事を理解するために、アルバイトをすることも良いと思います。」
草皆 常務取締役総務部長、メッセージありがとうございました。
本日の若手社員をご紹介!
本社創注事業部 畑山 明日香 さんです。
畑山さんは入社1年目!
岩手県釜石市の出身で、
名字は、「はたけやま」ではなく、「はたやま」と読むそうです。
◇ 入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「秋田市内の短大で絵画を専攻し、
卒業後、美術工芸品の調査を行う仕事に臨時職員として勤務していました。
日々、何かを作り出す職業に就きたいと考え、ハローワークの求人を見ていたところ、
求人内容に『デザイン』という項目が書いてあったのが、当社でした。
業務内容に興味を引かれ、会社説明会に参加しましたが、
自然に囲まれた環境や敷地内にあるオブジェ、アトリエ等の設備に、
非常に魅力を感じ、入社したいという気持ちが強くなりました。」
畑山さんと秋田県との縁は、
絵画を学ぶために選んだ、短期大学進学がきっかけだったんですね。
卒業後も、短大で学んだことを活かせる仕事を探していた時に出会ったのが、
「むつみ造園土木株式会社」!
会社説明会では、自然に囲まれた素晴らしい職場環境の他、
職員の企画により、定期的に敷地内で各種イベントを開催するなど、
とてもワクワクする会社だと言うことを知ることができました。
やっぱり、会社説明会に参加するのって、大切ですよね・・・
また、畑山さんは既に学校を卒業していましたが、
卒業後1年以内ということで、新卒者と同じ求人に応募できたのも、
応募のきっかけの一つだったそうです・・・
【写真 取材の様子】
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「作文は、庭に関する専門的な勉強をしていないため、
『家族への思い』というテーマを選びました。
自分をPR出来る物を持参するように言われていたので、
自分が描いた作品(絵画)をスクラップして持参しました。
口べたなので、とても緊張したのと、
応募者が沢山いたので、びっくりしたことを覚えています。」
採用後は、創注事業部に所属していますが、
主に営業や入札などの業務を担当している部署だそうです。
『創注』って、聞き慣れない言葉ですよね!
創造の『創』と注文の『注』で、『そうちゅう』と読み、顧客から受注するのではなく、
注文を創るという顧客獲得の言葉なんだそうです。
そして、
『創造の真髄』という
「むつみ造園土木株式会社」の社是の一文字を取った、
会社の根幹をなす部署なんですよ!
創注事業部での畑山さんの仕事は、
短期大学で学んだ絵画の腕を活かせる作業も・・・
それは、協賛広告等のデザインや、
ホームページに掲載している社員のイラストを描くこと・・・
【写真 畑山さんが描いた社員のイラスト】
本人と見比べると、その完成度の高さにびっくり!
こちらのイラストは、パソコンソフトを使って作成したそうですが、
さすがは美術短大卒! 素晴らしい作品です。
◇
一日の仕事の流れを教えて下さい。
◆ 「8:00に仕事が始まると、
庭に落ちている葉っぱや花、枯れてきた花の片付けを行います。
職員全員で手入れしているので、庭園はとてもきれいなんですよ。
日中は、先輩社員が作成した外構図面をパソコンで作図したり、
図面作成の参考にするため、上司に現場に連れて行ってもらっています。
本当に、いろいろなことにチャレンジさせてもらっています。」
造園の知識がないことを不安に感じていたそうですが、
先輩がとても多くのことを教えてくれるので、
徐々に知識を増やすことができてきたそうです。
また、新しい知識を得ることで、
物事への視点が変わったように感じ、
毎日が新しい発見ばかりでとても充実しているそうです。
お休みの日は、趣味のドライブや
油絵を描くなど趣味の時間に費やしているという畑山さん・・・
今後は、造園・樹木に関する知識を増やし、
「これだけは誰にも負けない」というものを見つけたいと考えています。
絵画の腕も磨きつつ、造園・樹木にも詳しくなって下さいね!
それでは、収録と参りましょう~
畑山さんとはづきちゃんは、同い年ということで、話が弾んでいます。
収録も、とーってもスムーズに進みました・・・ お疲れ様でした!!
恒例の写真撮影は、撮影ポイント探して敷地内をウロウロ・・・
素敵な椅子を見つけてご満悦のはづきちゃん!
ベストポイント見つけ、自慢の庭をバックにぱちり
【写真に向かって、左側から 草皆義彦 常務取締役総務部長、創注事業部 畑山明日香さん、
真坂はづきさん 】
この模様は・・・
12月6日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・