みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
そろそろ、紅葉の便りも聞こえてきました・・・ まさに、「秋深し・・・」
今回の取材先は、秋田市雄和に本部があります
「株式会社
八永南部家敷」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーと
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・
名前を聞いて、ほとんどの方がピンときたのでは?
テレビ・ラジオCMでもお馴染み!
そ~ば、てんぷらぁ~、うなぎぃのぉ~ なんぶやぁ~しぃ~きぃ~
そうです!和食そばレストラン
「南部家敷」なんです!
取材先である本部は、
秋田市御所野の秋田テルサから約15分の位置にあります・・・
国道13号から、県道9号秋田雄和本荘線を一路雄和方面に進み、
JR奥羽線四ツ小屋駅から、1,500メートル程離れた交差点を右折・・・
交差点の角には、コンビニがあるのですぐに分かります。
交差点を曲がると・・・ 右手に、社名の看板と二宮金次郎の銅像が・・・
こちらが本部・配送センターの社屋です!
この、二宮金次郎の銅像、
ある年齢以上の方には、とーっても懐かしいですよね・・・
昔は、小学校に必ずこの銅像が設置してありました・・・
二宮金次郎をたたえた歌もありました・・・
※二宮金次郎の歌は、文部省唱歌です!
少々脱線しましたが、早速、
葛巻 孝一郎
取締役常務 に、お聴きしましょう!
取材には、
小野寺 覚
本部統括オペレーションマネージャー と、
澤 英晃
秋田北地区オペレーションマネージャー にも、
同席していただきました。
◇
こちらの会社について教えて下さい!
◆ 「
「株式会社八永南部家敷」は、
そば、天ぷら、ウナギを主体とした
和風そばレストラン
「南部家敷」を経営しています。
健康・安心・安全をテーマに「食材・品質・産地・生産者・水・塩」にこだわり、
食を追求しております。」
「株式会社八永南部家敷」は、
平成2年、岩手県北上市に本社がある
株式会社南部家敷のグループ企業として、
現在の社長 葛巻 隆逸氏が秋田市に設立しました。
葛巻 隆逸氏は、
元々は南部家敷発祥の地 岩手県北上市で、
親兄弟とともにお店を作ったり、会社の経営をしていました。
平成2年、秋田県大曲市(現 大仙市)に秋田県第一号店を作ったことをきっかけに、
上記社名の会社を作り、
以来、秋田の地元企業として、秋田県内に12店舗を出店。
他にも、岩手・宮城・山形にも出店し、
今後は、青森県、新潟県への出店も予定しているそうです。
【写真 創業者 葛巻久八氏の銅像】
現在の店舗は、かやぶき屋根ではありませんが、
南部家敷=”南部づくりの古民家風の建物”と広く認知されています。
◇
社名について教えて下さい。
◆ 「グループ名である『
南部家敷』に、
末永く発展するようにとの思いを込めて、名付けました。」
八永の
八は、末広がりの縁起の良い数字であるとともに、
創業者の葛巻久八氏の名前にも使われていることから、取り入れられたようです。
岩手県で創業した事業が、
秋田県でも、末永く発展して欲しいという思いなんですね・・・
順調に業績を伸ばし、東北各地にチェーン展開!
現在では、岩手・秋田・宮城・山形で、
南部家敷が利用できますよ!
◇
事業内容について教えて下さい。
◆ 「
「株式会社八永南部家敷」では、
主に秋田県と山形県において、和風そばレストラン
南部家敷を展開する他、
中華料理店(北上六星軒)を経営しています。
南部家敷では、ダシは高知土佐清水のカツオ亀節を使用し、
そばは毎日各店で打っており、その日打ったそばをお客様に提供しています。
本物の味を追求するため、手作りにこだわっています。」
店舗で使われている南部鶏は、南部の自然が育んだ地味豊かな鶏・・・
ビタミンやミネラルが豊富なオリジナル飼料と、
自然のエネルギーが満ちた活性水で育った、健康で安全な鶏なんです。
シャキっとした肉質・まろやかな風味・・・ 美味しさ抜群です!
レストランチェーン店の多くは、
セントラルキッチンと呼ばれる工場で、材料の下処理から調理までを行い、
各店舗では調理済みの食材を温めて提供するところが多い中、
南部家敷では、各店舗で調理しているそうです。
おそばのタレについても、「かえし」は、秋田市の本社工場で製造するものの、
各店舗でカツオ亀節から出汁を取り、「かえし」と合わせる作業は各店舗で行っています。
カツオ亀節は、品質・生産者にこだわって35年超。
サッパリとした風味と、深みのあるまろやかさが特徴です。
水にもこだわりが・・・
全店舗にセラミック水処理機を導入し、
活性水(天然水の持っている本来の水の機能を水道水から蘇らせた水)として、
使用してます。
また、「地産地消」を推奨していることから、
店舗が設置されている地域の食材を仕入れ、調理しているそうです。
チェーン店ではありますが、
各店舗で地元食材が味わえるなんて、とても素敵なことですよね。
◇
特に力を入れている事業について、教えて下さい。
◆ 「現在、各店舗で提供している生そばは、
その日打ったものを提供しているのですが、5日ほどしか日持ちしません。
より多くのお客様に
南部家敷こだわりのそばとタレを知っていただくために、
生そばの味に可能な限り近いお土産用の乾麺を開発すべく、
努力しているところです。」
【写真 "お土産そば"として販売されている生そばとタレ】
「(粉を)挽き立て、打ち立て、茹でたて」の三たてが、うまいそばの三条件と言われています。
お店で食べるそばが1番ではありますが、
自宅でも美味しいそばを食べたい!!と思っている人は多いはず!
近い将来、
南部家敷の美味しいそばとタレが、
店舗から遠い地域でも、食べられるようになるんですね。楽しみ~!
◇
事業以外で特徴的な取り組みについて、教えて下さい。
◆ 「私達は、二宮金次郎の精神を経営の模範としております。
毎年6月を親孝行月間として、
各社員が日頃の感謝の思いを形にしております。
たった一人のかけがえのない両親を大切にすることから得られる学びを、
自分の人生に活かしていただいております。」
両親への感謝の思いの伝え方は、各社員様々・・・
旅行に連れて行くもよし、家事を手伝うのもよし・・・
各社員の皆さんは、どのように感謝を伝えたかを社長に報告し、
報告した社員の中から、金一封がいただけるそうですよ!
「株式会社八永南部家敷」が模範としている二宮金次郎の精神は、
質素倹約 勤勉努力 親孝行・・・
これは、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、
いずれ自らに還元されるという『報徳思想(ほうとくしそう)」』と呼ばれている考えです。
二宮金次郎は、多くの名言を残しており、
興味のある方は、ネットなどで検索してみて下さいね。
【写真 取材中の様子
写真向かって右から、葛巻 取締役常務、澤 オペレーションマネージャー、
小野寺 統括オペレーションマネージャー】
◇
従業員の皆さんの職種について、教えて下さい。
◆ 「本部兼配送センターでは事務と工場の仕事があり、
各店舗では、主に調理と接客の仕事があります。」
【写真 本部の事務室】
工場では、そばのタレの「かえし」やカツオ亀節を出汁用に削る作業の他、
餃子などサイドメニューの一部を製造しているそうです。
では、どのような人材が求められているのでしょうか?
◇
求めている人材について、教えて下さい。
◆ 「二宮金次郎の『質素倹約・勤勉努力・親孝行』の精神で、
お客様の喜びを自分の喜びに出来る人材を、理想としています。
元気よく笑顔にあふれ、周りを大切に出来る人を求めております。
また、接客業であることを大切に思えるかということも、
大切な要素です。」
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「正社員の採用試験は、一般常識と面接です。
パート・アルバイトの場合は、面接のみで、各店舗で行います。
面接では、応募者が緊張しないように、
雰囲気をやわらげながら質問するようにしています。
質問の内容としては、志望動機や入社してやりたいこと、
部活動で学んだことなどを聞くことが多いです。
元気と笑顔がどうかを、しっかり見ていますよ。」
正社員は、採用後、以下の順番で昇格します。
一般社員 → 主任 → 店長 → エリアマネージャー → 統括マネージャー
男女別では、7対3で男性の正社員が多く、
アルバイト・パートから、正社員採用試験に応募し、
正社員となった方もいるそうです・・・
◇
若者にメッセージをお願いします。
◆ 「若いという事は、それだけで財産です。それだけで素晴らしいことです。
その大切な期間をどう行動するかで、未来は大きく変化すると思います。
若い時期の仕事は大変な事が多いと思いますが、
『若い時の苦労は買ってでもせよ』という言葉もあるように、
若い時の逆境こそ、成長のチャンスです。
失敗を恐れず、失敗を糧としながら、自分らしく仕事をして欲しいと思います。」
熱いエールをいただきました!!
『若い時に流さなかった汗は、年老いて涙となって流れる』という言葉もあります。
若い皆さんには、是非、汗を流して(=苦労して)いただきたいものですね!
取材後、店舗を見学させていただきました!
秋田市茨島のイオンタウン茨島にある、
「南部家敷茨島店」です。
入り口を入ると、商品サンプルやメニューが展示され、お客様の心と胃袋をわしづかみ!
店内に入ると、高い天井で開放感満載! 民芸調の店内は、やっぱり落ち着きますね・・・
お一人様向けのカウンター席には、南部づくりのかやぶき屋根の模型が飾られています・・・
坪庭風のしつらえもあり、小料理屋のような雰囲気もかもしだしていますよ・・・
メニューもこだわりのおそば・天ぷら・ウナギの他、
カツ丼などの揚げ物系やサイドメニューも充実!
高齢者からお子様まで、家族3世代で楽しめるお店と言えます!
本日の若手社員は、コチラの茨島店で働いているんです!
南部家敷茨島店 関山 南海 さんです。
南の海と書いて、"みなみ"と読むそうです。
そそとした正統派美人の関山さん、まだ19歳なんですよ!
潟上市出身の関山さん、
秋田市内の実業系高校を卒業し、
「株式会社八永南部家敷」に入社しました。
◇
入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「元々、料理をすることが好きで、自宅でも夕食作りを手伝っていました。
調理の仕事は自分に向いているかもしれないと考え、応募しました。」
◇
採用試験について、覚えていることを教えて下さい。
◆ 「面接は、個別と集団の2回あったのですが、
両方ともかなり緊張してしまい、
何を聞かれて、何を話したか、全く覚えていません。」
料理が好きということで、この仕事を選んだそうですが、
実際に働いてみて、いかがでしたか?
◇
仕事について、教えて下さい。
◆ 「茨島店で調理場を担当していますが、
入社前に思っていたことと違い、とても大変な仕事だと感じました。
各店舗では、仕上がりの調理のみを行っていると思っていましたが、
食材の下処理から行うため、仕込みに時間がかかります。
店舗によって、導入されている機器が異なるため、
手切りする食材もけっこうあります。
最初は、そばをゆでることから学びましたが、
分量の異なるそばをゆで時間を調節しながらゆでることに苦労しました。
今でも、ゴボウのささがきは、苦手ですね。」
レストランの調理となると、量もできばえもスピードも要求されるため、
自宅の調理のように、自分のペースで行うことはできません。
それでも、2年目に入ると、手際や要領がよくなり、
段取りよく仕事をこなせるようになってきたそうです。
◇
仕事で大変なことは、何ですか?
◆ 「私は人見知りをするので、この1年で異動があり、
店舗が変わったことが大変でした。
また、アルバイトの人たちと年齢が近いのですが、
正社員としてアルバイトの人とよりよい関係を築けるように、
積極的に話しかけるなど気を配っています。」
【写真 取材時の様子】
自ら"人見知り"と話す関山さんですが、
正社員として頑張らなければならないと考え、
初対面でも自分から話しかけているなんて、すごい事ですよね。
関山さんの社会人としての意識の高さに、びっくりしました。
◇
勤務の流れについて教えて下さい。
◆ 「出社すると、9時半から10時の間に開店の準備をします。
仕込みは、他の社員と声を掛け合い確認しながら行います。
開店後は、注文を受けて調理を行いますが、
土日や祝日、学生が長期休みになる時期は、とても忙しいです。」
◇
休日は、どのように過ごしていますか。
◆ 「お休みは、外出することが多いのですが、
できるだけ外食をして、他のお店をチェックするようにしています。」
休みの日も仕事に役立つ情報を収集するなど、
とても研究熱心な関山さん! 本当に、感心します。
最近は、ホールの仕事にも興味が出てきたそうで、
お客様と談笑する関山さんの姿を見るのも、そう遠くないかも・・・
それでは収録と参りましょう・・・
表情が硬くなったかな・・・ と感じましたが、笑顔が見られるので、
大丈夫、大丈夫!!
無事に収録は終了!
関山さん、ありがとうございました。
関山さんのお薦めは、「かきあげそば」なんですって!
是非、お近くの
南部家敷で、ご賞味下さい!
恒例の記念写真は、本部の玄関前でぱちり!
【写真に向かって、前列右側から 葛巻 孝一郎取締役常務、茨島店 関山 南海さん、
真坂 はづきさん、後列右側から 澤 英晃秋田北地区オペレーションマネージャー、
小野寺 覚本部統括オペレーションマネージャー】
この模様は・・・
10月18日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・