人気ブログランキング |
ブログトップ

フレッシュワークAKITA ~スタッフブログ~

freshakita.exblog.jp

Job-Press on Radio< 株式会社浅利佐助商店 >

みなさんこんにちは001.gif

フレッシュワークAKITA広報班です。

エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
このところ、朝と夕方の寒暖差が大きくなりましたね。稲穂もずっしり!012.gif

今回の取材先は、鹿角市花輪にあります
「株式会社
浅利佐助商店」


フレッシュワークAKITA広報班メンバーが、訪問しましたよ・・・

取材先の本社は、フレッシュワークAKITAがある秋田市御所野から、
高速と一般道で約3時間程の距離です。

大館市内の国道7号線(または国道285号線)から、国道103号線で一路鹿角市へ・・・
東北自動車道十和田ICの入り口を過ぎ、上陣馬の交差点を右折して、
国道282号線に入ります。

鹿角警察署が見えたら、交差点を右折・・・
ハローワーク鹿角の前を通って、左折しながら進んでいくと・・・
米代川が流れる田園地帯に大きな建物が見えてきました。
d0162301_1164488.jpg


『フクジュ』って、書いてありますね!

駐車場に到着すると、
立派な胸像と大きな樽が飾られていましたよ・・・
d0162301_1111518.jpg


そして、社屋の玄関には、立派な看板が・・・
d0162301_11125537.jpg

説明を読んでみると、
創業当初に使用していた醤油樽の底板で作られたそうで、
伝統を感じさせる重厚感満載の看板でした・・・


どんなお話が聞けるのでしょうか・・・
早速、 泉澤 和豊 取締役業務部長 に、いろいろお聴きしましょう!
d0162301_11141997.jpg



 ◇会社について教えて下さい!

 
 ◆「「株式会社浅利佐助商店」は、
   三代目浅利佐助によって、明治5年に創業されました。

   当時、醤油は高級品であり、一部の裕福な人たちだけが使用していたといいます。
   鹿角地域では醤油を製造しているところがなかったため、
   三代目 浅利佐助は、盛岡から醤油を仕入れ、
   尾去沢鉱山や小坂鉱山などに供給販売をおこなっていました。

   29歳の時、明治維新後の新しい世の中では、
   必ず一般家庭でも醤油を使用するに違いないと考え、
   意を決して、醤油醸造を始めたと言われています。」

【写真 本社全景※会社より借用】
d0162301_9204219.jpg



家業の五十集屋(「いさばや」=魚屋さん)を手伝っていた三代目浅利佐助氏ですが、
異業種である醤油醸造を始めたのは、本当に先見の明がありますよね・・・

醤油醸造を始めるに当たり、かなりの資金を投じたようですが、
わざわざ千葉県銚子のヒゲタ醤油から杜氏を招待し、技術を学んだそうです。

順調に発展した事業も、明治10年の西南戦争で状況が一変・・・

巨額の負債を抱え、一時は死をも決意する状況に!

再起を期して、七転八倒、東奔西走し、苦難の道を乗り越え、
明治27年に醸造する醤油の評判が高まり、販路を広げ、
明治44年には入大醤油の商標を登録。

【写真 明治40年頃の大倉※会社より借用】
d0162301_1120228.jpg


県内はもちろん、青森県・山形県・岩手県、更に北海道まで販路を拡大、
大正3年には蒸気式ボイラーを設備し、東北屈指の大工場たる地位を占めるに至ったそうです。

《『株式会社浅利佐助商店創業物語』より抜粋》


大変な苦労された創業者の三代目浅利佐助氏の名前は、
亡くなられた今も、社名として、残されています!


 ◇事業内容について、教えて下さい。

 ◆「創業当初より、味噌・醤油を販売していますが、
    昨今は、比内地鶏スープなど地元の特産品を活用した付加価値商品を開発し、
    北海道から九州まで広域で展開しています。」

d0162301_11214964.gif


テレビCMでもお馴染み、フクジュ(福寿)の商標で、
濃縮つゆの「かつお1番だし たれっ子」や、

秋田県産の「あきたこまち米」、「秋田大豆」、天日塩を100%使用し、
甘くまろやかな味と香りに仕上げた「百年蔵みそ」

仕込水の代わりに、本醸造醤油を使用し、
さらにあきたこまち米麹で二段仕込みした濃厚醤油の「百年蔵生しょうゆ」など、
沢山の商品を生み出している 「株式会社浅利佐助商店」

商品アイテム数は200を超えるそうです!!

【写真 社屋玄関に展示されている自社商品】
d0162301_11593933.jpg


近年、人気の高い「比内地鶏スープ」は、
製造割合の半数を超える、主力商品となっています。

「株式会社浅利佐助商店」がある鹿角市は、『きりたんぽ発祥の地』とされており、

秋田県の北部地域の中でも、
北秋鹿角地域(=鹿角市、小坂町、大館市、北秋田市の総称)では、
きりたんぽはなくてはならないもの!

そんな、「きりたんぽのだし」として重宝されているのが、「比内地鶏スープ」!

「きりたんぽのだし」って、鳥ガラからとると、とても美味しいだしが取れますが、
ガラをコトコト煮込んでだしをとるのは、時間も手間もかかるもの・・・

「比内地鶏スープ」を使えば、手軽に濁りのない、美味しいだしが作れます。
「きりたんぽのだし」だけでなく、煮物や麺類のたれなど、
様々な料理にも使える、万能スープなんです!


 ◇特に力を入れているところは?
 

 ◆「現在は、新商品開発に力を入れています。
   
   外部のコンサルタント等もお願いし、
   お客様のニーズにあった商品の開発に努めています。
   また、海外での販売拡大も検討しています。」

鍋用スープの流行に合わせ、
比内地鶏をベースにした鍋用スープ(みそ・しお・カレー)なども販売中!

鹿角名産「北限の桃」を使ったポン酢や焼き肉のたれも販売!
今年度も桃の収穫時期に合わせて、生産するそうです!

新しいことに積極的にチャレンジしているようですが、
社内には、どのような仕事があるのでしょうか?

 
 ◇どんな職種がありますか?

 ◆「主に、製造部・営業部・業務部に分かれています。

   製造部は、製造部全体を管理する製造管理部門、
   醤油部門、味噌部門、充填部門、加工品部門に分かれ、

   営業部は、営業活動や配送活動を行い、

   業務部は、主に総務や仕入れの仕事を担当しています。」

製造部の充填部門は、味噌や醤油、加工品を瓶やペットボトルなどに
詰める作業を行っていますよ~!


仕入れから製造、販売までを一貫して行っているメーカーは、
少なくなっているとのお話を聞きました・・・002.gif

「株式会社浅利佐助商店」では、
仕入れから製造、販売までを一貫して行うメーカーとして、
安全・安心・おいしい商品を提供しているんですね!

そんな、「株式会社浅利佐助商店」が求める人材とは?


 ◇求められる人材について、教えて下さい。

 ◆「まずは、素直であることですね。
   
   そして、素頭(すあたま)が良いことです。
   素頭とは、応用力、即答、即効力を指します。

   最後に、エネルギー量が多い人です。
   エネルギー量とは、情熱のことです。」


3つのポイントについて、更に細かくお聞きしたところ・・・

◎素直であること
 ・自分の価値基準を持っており、相手の価値基準を受け入れることが出来る人
 ・「相手の価値観」で、「相手の立場に立って」話が聞ける人
 ・「相手の立場に立って、考えてみよう」と思える人
 ・常に正しい方向に修正することの出来る人
◎素頭が良いこと
 ・コミュニケーション力が高く、倫理的思考力に優れている人
 ・相手が口に出していない「思考・感情」がわかる人
 ・場の空気が読める人
◎エネルギー量が多い
 ・達成、成長意欲が多い人
 ・モチベーション(動機付け)が高く、人生の目標が高い人 
  

上記のような人材かを見定めるためには、
どんな採用試験を行っているのでしょうか?


 ◇採用試験の内容について、教えて下さい。

 ◆「一般常識、適性試験、作文、面接が主な内容です。

   特に、面接では人柄の観察の他、
   挨拶が出来るか、はきはきと自分の意見が言えるかなども
   併せて見ています。」


面接には力を入れているそうで、
面接で聞かれる一般的な質問はもちろんですが、
受験者が予想していないようなことを質問し、
どのように答えるかを見ているそうですよ!

面接のお話を伺っていた時に気がついた事!

面接官の前では、びしっとしていても、
待機場所などでは、普段どおりに過ごしてしまう方、
要注意ですよ!

社員の方は、しっかり見ていますよ~!!


それでは本日の若手社員をご紹介!
製造部  石川 僚亮  さんです。
d0162301_16234283.jpg


石川さんは、入社2年目。
醤油とつゆ類の製造を行っています。

 
 ◇入社のきっかけを教えて下さい。

 ◆「県外の大学に進学しましたが、就職は地元に戻ろうと考え、
   公務員も含めて、地元企業もいろいろと調べていました。

   たまたま、実家に帰省した時にハローワークを訪問したところ、
   当社の求人を見つけ、応募することとしました。」

鹿角市出身の石川さんは、地元の高校を卒業後、
新潟県の大学に進学。

大学では工学部科学システム工学科で、
燃焼に関する研究をしていたそうです。

一見すると専攻が畑違いの仕事に見えますが、
大学では品質管理に関する勉強もしていたということもあり、
企業名に昔からなじみのあることから、面接を希望したそうです。


 ◇面接試験について、教えて下さい。

 ◆「志望動機などの一般的な質問以外に、
   直接、面接と関係ない質問がありました。

   自分なりに考えて答えましたが、
   今でも正しい答えだったかどうか、不安です。」


採用後、1年目は加工品部門に配属され、
2年目は醤油部門を担当しています。


 ◇入社前と入社後は、印象が違った点はありますか?

 ◆「現在は、つゆを担当していますが、体力勝負の仕事だなぁと思いました。

   最近は慣れてきましたが、部署によっては暑さとの戦いになります。」


【写真 石川さんが作業する醤油部門】
d0162301_13283985.jpg


製造現場は、立ち仕事!
火をつかったり、蒸したりする部署は、高温の中での作業となりますよね・・・

以前取材した企業では、夏場に10㎏体重が落ちたという方がいました!

社員の皆さんのこのご苦労が、商品を作るためには不可欠なんです!


 ◇一日のスケジュールを教えて下さい。

 ◆「8時前後に出勤しています。

   私は、生醤油に調味を足し、濾過(ろか)、殺菌してつゆを製造する工程に
   従事しています。

   昼は、12時10分から13時まで。

   17時で仕事が終わりますが、
   繁忙期になると、残業することもあります。」


年齢の異なる同僚(お父さんくらいの年齢)と一緒に働いてるそうですが、
従業員同士はとても仲が良いそうです。

社内には、「醸友会」という社員の会もあり、
年数回イベントを企画し、社員交流を図っているそうです。

また、体育部(野球・バスケット・駅伝など)や女性クラブ(女性社員の交流会)など、
仕事以外の場面でも、楽しく過ごすことができるんですよ!


 ◇休日は、どのように過ごしていますか?

 ◆「趣味のバスケットボールの練習ですね。

   バスケットボールは、社内の体育部の他、市内のチームにも所属しています。
   冬は、スノーボードをしています。」


石川さんが所属している市内のチームは、
市内の大会で優勝したこともあるそうです!

社内では、所属している部門の仕事以外に、
新商品開発のプロジェクトチームにも参加!

先に紹介した「北限の桃」を使用したポン酢と焼き肉のたれの
開発にも携わりました。

【写真 地元市報に掲載された石川さんの記事】
d0162301_14523421.jpg



公私ともに、充実した毎日を送っているんですね・・・045.gif


最後に、工場内を案内していただきました!

ご案内いただいた諏訪さんは、
とても丁寧に、
業界の裏情報なども交えながら、楽しく解説して下さいました!!


こちらは、業務部門の事務室!
窓の外には、グリーンカーテンが!! 節電お疲れ様です。040.gif
d0162301_14385683.jpg


今回は、醤油の製造から出荷までを重点的に見せていただきました!

醤油は・・・

 蒸した「大豆」と炒って砕いた「小麦」を混ぜ合わせ、
 大豆と小麦の成分を分解して、醤油の味や香りを生む種麹を加え、麹を作ります。

 次に、出来た麹と塩水とを混ぜ合わせてモロミを作ります。

 このモロミをタンクで仕込みます。

 仕込みタンクの中で麹菌・酵母菌・乳酸菌が働いて、
 ゆっくりと発酵・熟成されます。モロミは赤みを帯びてプツプツと泡立ちます。

【写真 仕込みタンクの中のモロミ】
d0162301_14285460.png


 熟成されたモロミは、布に包んで絞ります。
 この絞って出来た醤油を生醤油、また生揚(きあげ)醤油と呼んでいます。

【写真 モロミを入れる布袋(写真上部)、機械で少しずつ加重し、醤油を絞る(写真下部)】
d0162301_14333728.jpg


上記の醤油をしぼる機械ですが・・・
写真に向かって左から右へ高さが異なっているのが、分かりますか?

ゆっくりと時間をかけて加重し、最終的には当初の3分の1程度の高さになるようです。


この後、加熱により殺菌をし、色・味・香りを調えるために火入れをして、
醤油が完成します!

こちらでは、出荷する分しか、絞らないそうですよ!


こちらは、充填部門です。
ギフトに入っている「百年蔵生しょうゆ」を充填しています。
d0162301_13444420.jpg


充填された商品は箱詰めされ、集荷の時を待ちます・・・
商品を保管している倉庫では、フォークリフトは必需品!
d0162301_13515458.jpg


「株式会社浅利佐助商店」では、女性でもフォークリフトの操作講習を修了し、
操作を行っているそうです。かっこいい~

入社時点では、特に必要な資格はないそうですが、
その他、業務に必要な資格(危険物取扱主任、ボイラー技士免許など)は、
採用後に取得してもらいます。

また、今回採用予定の営業職は、
2年ほど、製造現場に配属され、商品の製造工程や原材料などの知識を身につけてから、
営業職として、全国各地の取引先を担当するそうです。

石川さんも、来年あたりは、営業職として全国を飛び回っているかも???


こちらは、主力商品「比内地鶏スープ」の原材料である、比内地鶏のガラ(骨)です!
この量で、びっくりするお値段!

比内地鶏のガラって、とても貴重なんだそうで・・・
でも、本当に美味しいだしがとれるんですよね・・・

d0162301_14372588.jpg


最後に、製造過程を説明したパネルや
昔の写真や道具などを展示しているスペースを見せていただきました。

d0162301_14473443.jpg


まさに、「株式会社浅利佐助商店」に歴史有りです!

そうそう、「株式会社浅利佐助商店」では、
「醤油もの知り博士の出前授業」も開催しているそうです!
小学校を対象に行っているそうなので、希望がある方は是非、お問い合わせ下さい。

d0162301_1451953.jpg



原材料の吟味から始まり、時間をかけて、手間をかけて発酵・熟成される醤油や味噌・・・
工場を見学させていただき、
改めて、安心・安全・美味しいものをいただける幸せを感じました・・・


恒例の記念写真は、自慢の商品と一緒にぱちり!
【写真に向かって、右側から 泉澤 和豊 取締役業務部長、製造部 石川 僚亮 さん】
d0162301_14555023.jpg



この模様は・・・

9月13日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・003.gif   

※工場をご案内いただいた、諏訪様に感謝申し上げます。
by fresh-akita | 2013-09-11 09:00 | ラジオ番組取材後記
<< コスモス ある日の休日 >>