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フレッシュワークAKITA ~スタッフブログ~

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Job-Press on Radio < 秋田液酸工業株式会社 >

みなさんこんにちは001.gif

フレッシュワークAKITA広報班です。

エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
雪の便りが届くようになりました。タイヤ交換はお済みですか?012.gif

今回の取材先は、秋田市飯島にあります
「秋田液酸工業
株式会社」


フレッシュワークAKITA広報班のメンバー1名と、
エフエム秋田から番組パーソナリティーの「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・

地図を見ながら会社に移動・・・ 
海沿いの道を秋田市のランドマーク「セリオン」を左手に見ながら進んでいくと・・・
着いた場所は、秋田製錬株式会社!
こちらは40歳代後半以上の方には
とーっても懐かしい『超合金』で有名な亜鉛の生産をしている著名な会社なんですが・・・

「秋田液酸工業株式会社」は、秋田製錬株式会社の敷地内にあったのです・・・
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「どーしてなのかな??? 子会社なの?」と疑問符がたくさん頭を駆け巡り・・・009.gif

この疑問を解決しないと夜も眠れないと心配になり、002.gif
西野 正剛 常務取締役工場長 と、
押切 將美 工場長代理兼製造課長
いろいろ聞いちゃいました!

「秋田液酸工業株式会社」は、
昭和49年に業界最大手の日本酸素株式会社と、
秋田市に本社を置き、各種高圧ガス、医療用ガスなどを取り扱っている
株式会社相場商店の共同出資により設立されたそうです。

では、こちらでは何を作っているんですかぁ~?
「秋田県で唯一、液化酸素、液化窒素、液化アルゴンなどの産業ガス・医療ガスを製造し、
 供給しています。」(西野 常務取締役工場長)
へぇーd0162301_10215198.jpg

「秋田液酸工業株式会社」は、
液化の
酸素のから来ているのですね・・・

どーして、この場所に工場があるんでしょうか?
「創業当初は、別の場所に工場を構えていましたが、
 秋田製錬株式会社さんが我が社の製品の大口顧客であり、
 製造に必要な電力を安価で提供してもらえるとのメリットがあったため、
 平成10年に現在の場所に移転しました。」(押切 工場長代理兼製造課長)
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ところで、液化酸素や液化窒素って、どんなことに使用されるのですか?034.gif
「液化酸素は主に医療現場で使われています。
 その他、製鉄やロケットの酸化剤としても使用されています。

 秋田製錬株式会社さんでは、
 亜鉛の生産工程で、弊社の高圧酸素が使われているんですよ。

 液化窒素は、製造現場で主に使用され、特に半導体の製造過程では
 重要な役割を担っています。

 液化酸素や液化窒素は『産業の米』と言われ、
 生産現場ではなくてはならないものなのです。」(西野 常務取締役工場長)

なーるほど・・・ 
お話を聴いてみると、液化酸素や液化窒素は、
意外に私達の生活に身近な存在であることが分かりました!

液化酸素は病院に入院した際や、病気で呼吸に障害がある場合にお世話になりますし、
マラソン大会などでゴール後にスプレー缶の空気を吸っているなんて光景も
見たことありますよね!

液化窒素は、食品製造において瞬間冷凍や輸送に利用される他、
血液の凍結保存や、生殖細胞(精子や卵子)の保存などにも使われています。
最近は、 皮膚科でいぼを除去するのに利用されていまーす。

ここで疑問? 酸素って気体なのに、液化(液体)出来るの?034.gif
「空気に圧力を加え、冷やすと、低温の液体にすることができます。」
(押切 工業長代理兼製造課長)

『百聞は一見にしかず!』 それでは施設内を早速見せていただきましょう!
施設内にどーんと構えるタンク・・・
かなり大きいものです!
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こちらは約30メートルの高さがあるそうで、ビル10階分に相当・・・
保全作業(点検修理)のために建物に昇るそうですが、
初めて昇る従業員の方は、びびってしまうそうです・・・
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秋田製錬株式会社へと製品を供給する配管です。
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工場の内部へと進みます・・・
建物のなかは、大型の機械と配管だらけ・・・
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ここで、製造工程を簡単に説明します!

①原料の空気をろ過器に吸い込み、ゴミなどを除去します。
②コンプレッサーで圧縮し、吸着器で最大の不純物である水分とCO2を、
  吸着剤で除去します。
③熱交換器で-170℃程度まで冷やします。
④冷やされた空気は、空気分離装置へ入れると液体空気になります。
⑤液体空気を、酸素ガスと窒素ガスに分離し、さらに液化させて、完成!

沸点差で分離するのは、原油をガソリンと灯油、軽油などに分離する方法と
同じなんだそうですが、
空気成分を分離し、液化させるには、低温を発生させる装置が必要で、
圧縮機、膨張タービン、膨張弁などの低温発生サイクルを備えています。


こちらは空気をろ過する装置です。
写真向かって左手側より空気を取り入れ、ゴミなどを除去して右手側配管を通して、
次の工程に空気を送ります。
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こちらは、空気を圧縮する機械です・・・
【押切 工業長代理兼製造課長から説明を受けるはづきさん・・・ 真剣・・・】
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こちらは、液化窒素を製造する設備d0162301_1095795.jpg



機械の管理は、管理室で行われます。計器類がたーくさん!
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管理室では機械が正常に稼働しているかを管理する他、
製品の品質のチェックや出荷ヤードの状況なども監視しています。
こちらはトラックスケールと出荷ヤードのモニタ画面です。
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計器やモニタとにらめっこになるため、忍耐力のいる仕事と言えます・・・


こちらは事務室です。紅一点の女性従業員の方が電話対応で忙しそう・・・
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液化の工程は、全て機械の中で行われているため、
「機械しかないじゃん」とお嘆きの読者の皆さん、ご安心下さい!
「秋田液酸工業株式会社」のご配慮で、
製品を使った液化ガスの世界の実験を見せていただきました!038.gif


こちらが液化酸素です。気体は無色ですが、液化するとアクアマリン!地球の色ですよ!
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こちらは、液化窒素です。液化しても無色・・・ d0162301_1037663.jpg


液化酸素は−183℃、液化窒素は−196 ℃で沸騰するそうです!


それでは実験スタート!【実験その1】
①液化窒素のなかに、ゴムボールを入れると・・・
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②液化窒素から取り出したゴムボール・・・ 表面はガッチガチ
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③地面に落とすと・・・ ゴムボールは粉々に・・・
砕けたゴムボールの破片は、とても冷たくゴム特有の柔らかさが失われていました・・・
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【実験その2】
①火をつけた線香を準備します。
②液化酸素に近づけると・・・
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線香は激しく燃焼します。

③激しく燃焼する線香を液化窒素に近づけると・・・
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線香の火は消えてしまいました・・・

火の消えた線香を再び液化酸素に近づけると、
「ポッ」と音を出しながら再び激しく燃焼しました・・・
※はづきさんは、この「ポッ」にしばらくハマッておりました(笑)

【実験その3】
 風船を液化窒素で冷やすと、風船がしぼんで中に液体空気が溜まる・・・
【実験その4】
 フィルムケースに液体窒素を含ませたスポンジを入れて蓋をすると、
蓋が勢いよく飛んでいく・・・
【実験その5】
 液体窒素にパイプ入れると・・・ 雲ができます!
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読者の皆さん、実験を通じて液化酸素や液化窒素の特性を
少しは理解していただけましたか?

※実験のご担当者の方、
 準備はかなり時間かかったのでは? 
 本当に、ありがとうございました!!!


さて、「秋田液酸工業株式会社」に求められる人材について、
西野 常務取締役工場長にお聞きしました。

「製品の製造には電気を必要としています。
 そのため、作業に従事するには高圧ガスに関する知識の他、
 電気に関する専門的な知識が必要となります。

 理系の方が望ましいですが、オペレーターの場合は、
 文系でも国家資格に合格できるようにしっかり勉強する方であれば
 採用を考えられると思います。」(西野 常務取締役工場長)

会社で必要とする国家資格には、「高圧ガス製造保安責任者」と
「エネルギー管理士」があります。
学生でも取得できる資格もありますが、
受験要件に職務経験を必要とする資格もあり、入社してからも勉強が必要です。

押切 工業長代理兼製造課長は、いかがですか?

「工場は24時間稼働しており、交替勤務となるため体力が必要です。
 特に夜間は2名体制の勤務となるため、チームプレイで一緒にがんばれる
 協調性も必要です。」(押切 工場長代理兼製造課長)

「秋田液酸工業株式会社」は、従業員13名の少数精鋭の会社・・・
50歳代の方の割合が高くなってきたため、
会社を担っていく次世代の人材を採用する時期を迎えました・・・

製造の管理はもちろん、保全作業も行うため、
頭脳と肉体労働の両方を行える方が必要となります。

一定の品質の製品を製造するために必要な知識などの習得は、
大陽日酸株式会社の研修を受講できるそうですよ!

ここで、西野・押切両氏の期待の新入社員をご紹介いたします!
正木 友人さんです。

正木さんは、今年度入社したばかりのフレッシュ従業員!
工場内計器の監視及び製品製造に係る機器の運転管理と、
設備の保全管理を担当しています。
【写真向かって左側(立っている方):仕事中の正木さん】
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横手市ご出身の正木さん・・・
中学卒業から地元を離れ、秋田市内の工業高等専門学校に進学します。
卒業後は千葉県にある石油精製会社で働いていたそうですが、
だんだんと地元に戻りたいとの想いが大きくなり、
秋田に戻るため、Aターン登録制度
活用することに・・・

石油精製会社で身につけた技術を生かしたいと考えていた正木さん・・・
送られてきた情報の中から目に留まったのが、
「秋田液酸工業株式会社」でした・・・

「資料を送って下さった企業の中で会社概要(リーフレット)が同封されていたのは、
 秋田液酸工業株式会社だけでしたね。
 求人内容だけでは会社の様子がつかめなかったので、
 リーフレットが同封されていたことが、とても印象深かったのを覚えています。」(正木 さん)

前職はとても高温の環境で作業していたそうですが、
コチラの会社は機械の中は氷点下の世界・・・
作業現場もとてもきれいなのが印象的だったとか・・・

また、いろいろな地域の出身者がいた前職に比べ、
秋田県人だけの職場ということで、安心して仕事ができると話す正木さん・・・

Aターン登録制度がお役に立てて、何よりです。003.gif

秋田の生活は、生涯初めての一人暮らし・・・
本格的な自炊も初めてだそうですが、会社には弁当を持参するとのこと!
正木さんは、はやりの「料理男子」なのです・・・

押切 工場長代理兼製造課長の誘いもあり、早起き野球にも参加しているそうで、
充実した私生活を送っていますよ~

「会社に貢献したいとの気持ちが強くなり、『高圧ガス製造保安責任者』について、
上位の資格(甲種)取得に向けて努力しているところです。」(正木 さん)

「秋田液酸工業株式会社」では、
唯一の20歳代の正木さんですが、「仕事以外のこともいろいろ話せる後輩が欲しい」と
話していましたよ。

とてもお話が上手な正木さんなんですが、
収録もとーってもお上手!なんと本番1回でOKとなりました!素晴らしい!
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空気を原料として生産される液化酸素や液化窒素・・・
生産工程の廃棄物がほとんどないという、とても不思議な製品です。
そして、100%自然に帰るというところも、この製品の特徴と言えます。

そんな不思議な製品に携わってみたいと思う方、
是非「秋田液酸工業株式会社」に応募して下さいね!

恒例の記念写真は、お話をお伺いした皆さん全員でぱちり!
【写真に向かって、左側から 西野正剛 常務取締役工場長、正木友人さん、
真坂はづきさん、押切將美 工場長代理兼製造課長】
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この模様は・・・

12月2日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・003.gif  
by fresh-akita | 2011-11-30 09:00 | ラジオ番組取材後記
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