みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
穏やかな天気が続くようになりましたね・・・
37回目は、秋田市土崎港東にあります
「株式会社
加賀昭塗装」
にお邪魔しました!
当日は、フレッシュワークAKITA広報班のメンバー2名と、
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ~!
秋田市土崎の通称「自衛隊通り」から路地に入ると、閑静な住宅街にたたずむ
株式会社加賀昭塗装が見えてきます。
周囲の住宅ともマッチしたステキな外壁!さすが、塗装会社!
塗装というと、「ペンキを塗る」仕事?との印象がありますが、
実際はどのような仕事なのでしょうか?
佐々木 康彦 総務部長と、
児玉 賢 管理部長にお聴きしました!
Q:こちらの会社では、どんなところを塗装しているのですか?
A:「一般住宅などの建築塗装はもちろん、公共工事などでは橋梁塗装も行っています。」
(児玉 管理部長)
橋梁って、ちょっと耳慣れない言葉ですが、いわゆる「橋=a bridge」のことです。
なんだかみすぼらしいなぁ・・・と思っていた橋に足場がかかり、数ヶ月経過・・・
足場がなくなったなぁー・・・ おっと、きれいに塗りなおされている!って感じですね!
昨年は、秋田県と宮城県の県境を走る「鬼首道路」にかけられている「秋ノ宮大橋」の
塗装を担当したそうです!
こちらが、作業時の写真です。吊り下げ式の足場がかかっていますが、足場は4階分!
高いところに慣れている方でも、下を見るとぶるっとくる高さだったとか・・・
このような公共工事を行う場合は、足場の架設申請を労働基準監督署に
提出するところから始まるそうですが・・・
足場を組み立てるのに約1か月、実際の作業に入れるのは3か月後だそうです!
塗装にも各工程があり、初めに今までの塗装をはがす作業を行います・・・
「まっまさか、紙やすりではがすわけではないですよね・・・???」
もちろん、紙やすりは使いません!構造物に砂を高圧で吹き付けて塗装をはがします。
その後、さび止めを塗り・・・と進みますが、完成までなんと6工程!
「秋ノ宮大橋」の作業期間は、7か月に渡ったそうです!
塗装は、物体の装飾や保護、防錆を目的に行われるそうで、
株式会社加賀昭塗装のような
塗装業者さんのおかげで、安心して橋を利用することができるんですね。
株式会社加賀昭塗装が担当した、秋田県内の橋梁を記した地図・・・
広報班スタッフが毎日利用しているあの橋も担当していただいてたんです!
そんな我々の生活の縁の下の力持ちともいえる塗装業者さんには深刻な問題が・・・
それは、
社員の高齢化!
株式会社加賀昭塗装も例外ではありません!
「納期厳守のため、日曜日でも仕事をしなければならないこともあり、
若い方が敬遠しがちな勤務形態となってしまうのが原因でしょうか?」(児玉 管理部長)
株式会社加賀昭塗装の従業員の方々は、仕事に必要な資格を持ち、
職人さん達は、技能工として高い技術を有し、
職長として現場を取りまとめることもできる優秀な人材がそろっていますが、
みなさん年齢が40代以上!
現場監理の担当者も40代!
「専務取締役である三代目が30歳で、将来的に現社長から経営を引き継ぐこととなります。
今後採用する人材については、会社の中枢として活躍できる人材を求めているんです。」
(佐々木 総務部長)
従業員13名と小規模の会社ではありますが、
着実に業績を上げている
株式会社加賀昭塗装!
世代交代の後も、さらなる発展を目指すためには
次世代を担う人材の獲得が急務となっています。
Q:どんな人材を希望していますか?
A:「一言で言えば、”ガッツある、チャレンジ精神旺盛”な若者を求めています。」
(児玉 管理部長)
「仕事についての技術や知識は入社してからでも身につけることはできますが、
取引先のハウスメーカーやゼネコンの担当者はもちろん現場近隣の住民の方などとも
話をすることも多く、いかにコミニュケーションを取れるかといったところを
重要視しています。」 (佐々木 総務部長)
”職人さんは寡黙でもしっかり仕事をすれば良い”という時代ではなくなったそうで、
服装や立ち振る舞いなどもしっかりチェックされてしまうそうです。
また、服装の乱れは事故につながる危険もあり、
毎日の朝礼と終礼では社員全員で基本事項を確認するそうです。
これからの塗装業界に求められるものは、
「ストイックな仕事へのこだわり」と「社員全員が営業マンの気持ちで!」
さてさて、ここでお仕事に使用する道具を見せていただきました!
こちらは塗料を塗る刷毛(はけ)です。
三本ある刷毛のうち、向かって左側の刷毛は水性塗料用で化学繊維!
残りの二本は油性塗料用で動物の毛を使用しております!
広い面の塗装はこのような感じでローラーを使います・・・
筆を洗う容器やマスキングテープ、養生テープ・・・ うん?養生テープって?
「養生テープ」は塗ってはいけないものを保護するための便利なアイテム!
職人さんが道具を入れて、腰に下げている袋です!とーっても丈夫!
落下防止のため、刷毛以外は落下防止用の紐をつけるそうです!
こちらは、塗料の色見本!かなりの数です!
外壁の色を決めるためのアイテム!
住宅イラストの外壁部分が透明になっており、色のシュミレーションが出来ます
塗料はどのように保管しているのかな・・・?
倉庫には、塗料だけでなく用品類が用途や現場ごとに整然と並べられており、
これだけで「仕事ができる!」会社であることが伺えます!
それでは本日の先輩社員をご紹介いたしましょう!
取材当初からいろいろとご説明いただきました、
児玉 賢 管理部長に
ご担当いただきました~!
児玉 管理部長は入社8年目!
株式会社加賀昭塗装の中では、
田山 専務取締役に次ぐ若手?社員なんです。
社内では若手なんですが、実力・経歴はもちろんベテラン!
現場監理兼営業としてがんばっていらっしゃいます!
もともと建設関係の仕事をしていた児玉 管理部長・・・
株式会社加賀昭塗装とは、前職で仕事上のつながりがあったそうです。
その頃から
株式会社加賀昭塗装社長の
会社づくりに感銘を受け、転職することとなったそうです。
児玉 管理部長の仕事は、作業を円滑に行うための進行監理の他、
役所などに提出する書類の作成、取引先への営業活動などなど多岐にわたっています。
先ほどご紹介した「秋ノ宮大橋」の作業では、現場監理者として、
秋田から秋ノ宮まで毎日高速で通っていたそうですよ!体力もハンパじゃない!
写真でご覧いただいた足場の構造計算も児玉 管理部長が行ったそうで、
建築に関する知識がないと塗装作業の監理が行えないことを始めて知りました・・・
会議室に張られた標語・・・
事故を未然にふせぐため、職人さん達に毎日徹底して伝え続けるのも、
現場監理者の務めです・・・
また、塗装の工程は建築工程の中でも最終工程となり、
前の作業が遅れてくると、当然塗装作業の開始時期に影響が出てきます。
しかし、お客様とのお約束である「引渡し日」は、厳守しなければならない重要な約束・・・
約束を破ることは、取引先や施主さんとの信頼が揺らいでしまいます。
そのため、現場監理は塗装工程の前段階から建築工事の進捗状況を確認し、
図面を見ながら塗装作業が早めに始められそうな部分を
見つけるなんてこともしちゃいます。
現場監理は知識はもちろんですが、気配りが出来ることが大切だなぁ・・
って感じました。
児玉 管理部長はどうやって「気配り」ができるようになったんでしょうか?
現在の働きぶりの裏には、たくさんの苦労があったそうです・・・
そんな苦労人の児玉 管理部長なんですが・・・
とーっても明るい方!なんです。
そして、社員の皆さんの仲の良さはハンパないんです!
取材中もはづきさんや広報班スタッフは笑いっぱなし・・・
その真価は、収録の打ち合わせ時にもいかんなく発揮され・・・
「ちょっと緊張してきた・・・ 水持ってきて・・・」と緊張している振り?をする児玉 管理部長を
田山 専務取締役があおるといった絶妙の掛け合いがあり・・・
終始笑い声が絶えませんでした・・・
収録中はかなりまじめな表情・・・ on・offがはっきりしています!
見守る広報班スタッフのお腹がよじれる前に収録終了!
お腹が無事でヨカッタ・・・ みなさん、お疲れ様でした~!
仲良し社員のみなさんと記念撮影!
【写真に向かって左側から 佐々木 康彦総務部長、児玉 賢管理部長、
真坂 はづきさん、田山 大智専務取締役】
危険と隣り合わせで、厳しく大変な仕事ではありますが、とーっても楽しい会社、
株式会社加賀昭塗装でみなさんも働いてみませんか?
この模様は・・・
2月18日 17:15から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・