みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」冬らしい気候になりましたね!
今回の取材先は仙北市田沢湖にあります、
「有限会社
ビー・スケップ」フレッシュワークAKITA広報班メンバーが、会社を訪問しましたよ・・・
秋田市御所野の「秋田テルサ」から国道13号線を南下、
国道46号から国道341号線を経由して、
田沢湖を目指します・・・
国道341号から県道34号線に左折すると、
取材先として指定された店舗がありました!
そうです!「山のはちみつ屋」が、本日の取材先なんです!!
真っ赤なロンドンバスとドーム型の建物でお馴染みですよね!!!
早速、
西村 隆作 代表取締役 に、
いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの会社について教えて下さい! ◆ 「
「有限会社 ビー・スケップ」は、
養蜂、蜂産品・健康食品小売販売、
菓子製造販売及びピザレストラン経営をしている会社です。」
「有限会社 ビー・スケップ」は、
昭和52年に西村代表取締役が、
「みつばちや」を独立起業したことに始まります。
西村代表取締役とみつばちとの出会いは、昭和46年頃・・・
親戚がやっていた養蜂業を手伝うこととなり、
5年間の修行を経て独立・・・
夏は玉川の山の中で採蜜し、
冬は農家に花粉交配用みつばちの貸出などを行う生活を
続けていたそうですが、
いずれ、観光地の田沢湖で、
自分のはちみつを直売したいと思いつづけてきたそうです。
その夢がかなったのは、平成6年。
現在の場所に、
栃の蜂蜜、アカシヤの蜂蜜、プロポリス商品など、
自信を持っておすすめできる品をコンパクトに集めたお店を開店しました。
平成9年には法人化し、
「有限会社 ビー・スケップ」が誕生!
平成11年には、
社名に合わせて現在のドーム型のログハウス「山のはちみつ屋」が完成します。
平成16年には、
はちみつをたっぷり使ったホームメイドのお菓子を製造販売する、
「山のはちみつ屋お菓子工房」を開業。
平成18年には、田沢湖駅前物産館内に出店、
平成24年には、本場ヨーロッパから輸入した石窯で、
生地から手作りにこだわったピザを提供する、
「山のはちみつ屋ピザ工房」を開業しました。
そうそう、『ビー・スケップ』とは、
欧米で昔々養蜂に使われていた半円形のドームのような蜂籠の事で、
それにちなんで社名をつけたそうです。
ここで豆知識! “ポリネーション”って、ご存じですか?
野菜や果物などの農作物を作るには、受粉が必要ですね。
その受粉作業をみつばちにやってもらうことを、ポリネーションといいます。
特にイチゴなどハウス栽培の農作物は、
花粉の受け渡し役である虫が外から入ってこられないため、
みつばちの存在は重要です。
イチゴは雌花にまんべんなく花粉がつかないと、
奇形の実になってしまうそうです。
調べて見ると、地球上の植物の3分の2が、
みつばちのお世話になって受粉をしているのです。
私たちの食料が豊かなのも、みつばちのおかげですね。
ちなみに・・・
みつばちは名前にちなんで、8つの宝を作るそうです。
・はちみつ
・花粉だんご
・プロポリス
・ローヤルゼリー
・蜜ロウ
・はち毒
・はちの子
・ポリネーション(花粉交配)
みつばちは、人間にとってとても大切な存在なのです。 ◇
現在、力を入れている事は何ですか? ◆ 「通信販売に力を入れています。
観光地にある店舗ということで、
冬場の利用者が減ってしまいます。
それまでもお客様から商品を送って欲しいとの依頼があったことから、
今までお取引のあったお客様にダイレクトメールを送ったところ、
思っていた以上に反響がありました。
そこで、通販事業を本格的に開始することとしたのが、
平成14年でした。
ピザ工房の開業以降、
通販でピザを取り扱って欲しいとの希望が多かったことから、
今年は石窯ピザの通販も開始しました。
通販カタログには、弊社で取り扱っている商品の他、
“秋田の味じまん”として、県内の特産品を掲載しています。
冬号では、高山食品のぬか漬けセットや、
ノリット・ジャポン株式会社のUMAMYシリーズ、
田沢湖共栄パレスのきりたんぽセットを掲載しました。
また、カタログの郵送時には“山のはちみつ屋新聞”を同封し、
弊社が企画したイベントや田沢湖の情報などを掲載して、
お客様に喜んでいただけるようにしています。」
年に5回程、通販カタログを送付しているそうですが、
通販事業を行うことで、
社員を通年雇用することが出来たといいます。
また、通販カタログに同封される“山のはちみつ屋新聞”は、
文字もイラストも“手書き”にこだわり、
田沢湖の旬とお店の温かさを感じられるものになっています。
通販カタログでは自社製品だけでなく、
秋田県の隠れた名産品も紹介しているところは、
西村代表取締役の“秋田”への熱い想いが感じられます。
【写真 通販カタログと山のはちみつ屋新聞】
◇
求められる人材について、教えて下さい。 ◆ 「指示や指導を素直に受け止め、
前向きで積極的な心を持ち、
自分を律して連帯意識を持って働ける人を望みます。
働いていれば、つらいと思う事があります。
そこを乗り越えないと働き続けることが出来ないことから、
やる気を持って頑張れる方を求めています。」
観光地のお店という事で、
忙しさに波があったり、
土日にお休みを取ることが難しいなど、
働く上で気になることがあるかもしれません。
それも含めて頑張るためには、
やはり、やる気があるかないかが重要なようです。
◇
採用試験について、教えて下さい。 ◆ 「新卒者に関しては成績証明書を提出してもらい、
面接試験を実施しています。」
成績よりも人物重視だと話す、西村代表取締役・・・
面接ではやる気の有無やコミュニケーション能力などを
見ているそうですよ。
◇
採用後について教えて下さい。 ◆ 「配属になった部署でのOJTが基本になっています。
業務上必要だと思われる情報や知識については、
外部から講師を招いて講習会を開催しています。」
お菓子工房の開業時には、
はちみつを使った商品開発のため、
専門家を招いて指導を受けたそうです。
「山のはちみつ屋お菓子工房」の四大商品といえば、
・シュークリーム
・ロールケーキ
・カステラ
・プリン砂糖ゼロのお菓子を作りたいとの思いで
商品開発に取り組んだそうですが、
一番大変だったのが、カステラだそうです。
はちみつだけでは、
生地のふんわり感が出ず、うまくふくらまないため、
砂糖とはちみつの配合比率を決めるまでに、
とても時間がかかったといいます。
スタッフの皆さんが苦労してくれたおかげで、
はちみつがたっぷり入った、
ふわふわのカステラを食べることができます。
はちみつに生涯をかけ、
様々なアイデアでお店を大きくしてきた西村代表取締役・・・
ここ数年は、“お客様第一主義”から、
“社員第一主義”に発想を転換したそうです。
お客様に満足してもらうために
社員が疲弊してしまっては、よりよいサービスが提供出来ない・・・
社員が会社で働く事に誇りをもてるよう、
充実して働けるような仕組み作りが必要と考え、
まず取り組んだのが、「有給100%消化」だったそうです。
秋田県ははちみつの生産量が全国2位!
自然豊かな秋田の地は、全国の養蜂家の垂涎の土地です。
西村代表取締役は、豊かな秋田の恵みであるはちみつを、
秋田県を全国の人にPRしたいと願っているそうです。
養蜂家として、経営者としてがんばり続ける西村代表取締役と
一緒に働いてみたいという方のご応募をお待ちしております。
では、本日の若手社員をご紹介!
企画広報担当 畠山 夏希 さんです。
畠山さんは仙北市(旧 角館町)のご出身。
企画広報担当として、店内のPOP・チラシ製作や、
雑誌・新聞などの広告作成、
自社SNSアカウントからの情報発信、
通信販売用のDMの内容企画、
店舗イベントの企画などを担当しています。
◇
入社のきっかけについて、教えて下さい。 ◆ 「友人の紹介がきっかけです。
以前、お店を利用したときに、
接客してくれたスタッフの笑顔と対応がとても丁寧で、
楽しい思いをさせて頂いたということが強く印象に残っていて、
私も一緒に働いてみたいと思いました。」
畠山さんは、地元の高校卒業後、
秋田市内の美術短大に進学しました。
短大ではイラストレーションやグラフィックデザインを学びましたが、
卒業後は本が好きだったことから、
図書館でアシスタントとして働く事を選択しました。
図書館での勤務が終了し、
再び、就職活動を始めた時に友人から紹介されたのが、
「有限会社 ビー・スケップ」でした。
採用時は、ピザ工房のスタッフとして採用されましたが、
美術短大卒ということで、
広報担当のお手伝いをするようになりました。
大学で学んだ知識を活かし、
てきぱきと広報の仕事をこなす畠山さん・・・
やがて、広報担当者の退職に伴い、
働きぶりが認められて、
正式に広報担当となりました。
【写真 仕事中の畠山さん】
◇
実際に働いてみて、いかがですか。 ◆ 「いろいろなことを任せてもらっています。
イラストなどについては、
自分のテイストとお店の特徴を活かせるよう、
工夫しています。」
畠山さんが手がける仕事は、多岐に渡っています。
外部からの取材対応はもちろん、
ブログ更新や通販カタログ・チラシ・・・
店内のPOPも畠山さんの担当!
【写真 畠山さんが作成した掲示物】
◇
この仕事のやりがいについて、教えて下さい。 ◆ 「学生時代に学んだ知識が活かせるのは、
特定の業種しかないと思っていましたが、
今の職場ではそのスキルを活かせる部署で働く事が出来ました。
自分が打ち込んで頑張ってきたことは、
どの仕事においてもどこかで通じるものがあり、
必ず活かせると思いました。」
短大ではイラストを専門に勉強した畠山さんですが、
自分の能力では、専門職として働く事は難しいと一度は諦めた道・・・
それが、「山のはちみつ屋」の広報担当として、
短大で学んだことを活かすことが出来るなんて、
本当に不思議な縁ですよね・・・
◇
今後の目標について、教えて下さい。 ◆ 「“みつばちが一生に集められるはちみつは、
ティースプーン一杯分だ。”
この言葉は、
社長が取材やお客様からみつばちについて、
質問された時に説明していることの1つです。
私も入社してからはちみつやみつばち、蜂産品について社長から、
その奥深さを教えて頂く機会ができ、
知らない事が沢山あって面白いなぁと思うようになりました。
私もまだまだ勉強中ですが、チラシやインターネット、
イベントなど様々な媒体を通して、
お客様にみつばちたちについて
知って頂くお手伝いが出来ればと思っています。」
経営者となっても、養蜂の仕事を続けている西村代表取締役に誘われ、
畠山さんも“はちみつ取り隊”の一人として、
はちみつの採取に参加したそうです。
生産者の体験をすることで、
みつばちやはちみつがより愛おしい存在になり、
多くの方にみつばちやはちみつについて知って欲しいと思うようになったそうです。
納期が短い作業も多いそうで、
みつばちのように?忙しい毎日を送っている畠山さんですが、
休日は大好きな温泉巡りでほっこりしたり、
好きなイラストレーターの画集を眺めて、
次回作の構想を練っているそうです。
最後に、それぞれのお店を畠山さんに案内していただきました・・・
「山のはちみつ屋」には、
はちみつや健康食品などが所狭しと並べられています・・・
はちみつを使ったお総菜も好評なんだとか・・・
お菓子工房に入ると、お菓子の甘い匂いが・・・
ショーケースは、美味しそうなお菓子でいっぱいです。
店内には購入したお菓子をその場で食べられる、
イートインスペースもあります。
取材でお邪魔した日には、“幻の品”と呼ばれている?
カステラの切り落としが販売されていました!
ピザ工房は、玄関ですでに香ばしいかおりが・・・
風除スペースのメニュー表に、心が躍ります!!
店内に入ると、真正面に石窯が・・・ テンション上がりますね・・・
オススメは、“はちみつポークのピザ”!
セットにすると、フリードリンクとサラダがつきます。
アカシヤのはちみつをピザの“みみ”につけて食べるのがツウ!
オススメの“はちみつポークのピザ”は、
秋田県産ブランド豚の「八幡平ポーク」を、
香味野菜とはちみつに漬け込み旨味を閉じ込めた、
自家製ローストポークをのせたピザ工房の名物ピザです。
はちみつがポークの柔らかさと旨味をさらに挽き立て、
はちみつを追加しているのに甘さがくどくないんです!
ボリューム満点ですが、意外とぺろっと食べられてしまう、
不思議な魅力のピザです。
ピザにオススメなのは“アカシヤのはちみつ”
こちらで販売しているのは、卓上タイプなのでとても便利です。
こちらのピザを始め、
「山のはちみつ屋」、「お菓子工房」で販売している商品のほとんどが、
お取り寄せ可能なので、
気になる方は、是非、「山のはちみつ屋」のホームページをご覧下さい。
恒例の記念撮影は、「山のはちみつ屋」の店内でぱちり!
【写真に向かって、右側から 西村 隆作 代表取締役、畠山 夏希さん】
西村代表取締役、畠山さん、本当にお世話になりました。
※取材時間が長くなり、ご迷惑をおかけしました。
この模様は・・・
1月15日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・