今年もいよいよ押し迫り、何かと心せわしく慌ただしくなってきました。
この時期になると、今年一年の出来事を振り返るとともに、
来る年に向けての思いを巡らせたりするものですよね
新年に
「一年の計は元旦にあり」という言葉を良く耳にします
ご存じかと思いますが、一年間の目標や計画は
元旦(1月1日の朝)に決めるのが良いという事だったり、
何事も最初の計画や準備が大切であり、
早いうちに計画を立てて進めようという意味だそうです
就職活動においても、自分のめざす方向性である目標を持ち、
計画性を持って、準備を進めることは大事ですよね
このことわざについて、ちょっと調べてみました…
由来はいくつかあるらしいのですが、一説には中国の「月令広義(げつりょうこうぎ)」という
行事やしきたりについて書かれた書物の中の「四計」からの一節で
一日の計は晨(あした)にあり
一年の計は春にあり
一生の計は勤にあり (ちなみに…晨(あした)は朝の意
一家の計は身にあり 春は中国の暦で正月)
この意味は、その日にすべきことは朝に計画を立て、
その年にすべきことは元旦に計画を立てるべき。
人の一生は真面目に努力することで人生が決まり、
身の振り方や生き方で、一家の将来が決まるという、どう生きるべきかとか、
人の心のあり方を説いたものでもあったようです
来る年が良い年となるよう一年のスタートという節目の元旦に、
心機一転、新たな気持ちでその年をどう過ごすか…
そういう目標や計画を掲げることは、とても大切なことですよね
それでは皆様、よいお年をお迎えください