みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
先週は、関東地方で大雪となり、甚大な被害がありました。
被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。
今回の取材先は、南秋田郡井川町に本社があります
「株式会社アイセス」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーと
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・
取材先の本社(南秋田郡井川町)は、
フレッシュワークAKITAがある秋田市御所野から、1時間ちょっとの距離です。
国道7号線から国道285線を経由し、「坂本入口」交差点を左折・・・
住宅街の細い道を進んでいくと、屋上にソーラーパネルを設置している建物が・・・
井川町は決して雪の少ない地域ではないのですが、
パネルの上には雪が積もっていませんね・・・
早速、
総務課 菅原 直子 さん に、いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの会社について教えて下さい!
◆ 「
「株式会社アイセス」は、
電気機械機器の設計、製造、販売を自社で一貫して行っており、
近年は、自然エネルギー関連の自社製品の販売に力を入れています。」
「株式会社アイセス」は、
井川町出身の社長が、昭和55年に創業した齊籐電子製作所に始まります。
音響機器用プリント基板や産業機器用プリント基板の受注をへて、
昭和61年に有限会社アイセスを設立。平成6年には組織変更で株式会社となりました。
当初は、製造のみを行っていましたが、
平成元年に設計課を新設し、自動機・省力機・試験機・治具の開発、設計、製作に着手。
平成4年にはソーラー事業を立ち上げています。
ソーラー事業はアメリカで太陽光発電に着目した社長が、
日本国内でも早くから取り組んできたそうです!
日本における太陽光発電のパイオニアといっても、過言ではありません!!
【写真 自社製太陽電池モジュール】
「株式会社アイセス」の業務内容は、下記のとおり
○電気機械機器の設計・製造販売
○制御盤、受配電盤の設計・製造
○一般機械制御の設計・製造
○自然エネルギー製品(主に太陽光発電)・
ソーラーパネル製造・販売・応用機器設計・製造販売
ちなみに、社名(アイセス=AISES)の由来についてお聴きしたところ・・・
ア(A)・・・秋田県のA
イ(I)・・・・井川町のI
セ(S)・・・齊籐(創業者)のS
(E)・・・電気(electricity)のE
ス(S)・・・スペシャリスト(specialist)のS
なんだそうです
◇
現在、力をいれていることについて、教えて下さい。
◆ 「新エネルギー部門で行っている、太陽光発電関連事業に力を入れています。
秋田県大潟村のソーラースポーツラインで1993年から開催されている、
ワールドソーラーカー ラリーに参加したことがきっかけで、
本事業を始めたわけですが、
当時はクリーンエネルギー市場は確立されていませんでした。
そんな中、
他に先駆けて太陽光発電システムの開発分野で独自のノウハウを蓄積し、
全国各地への納入実績と高い顧客満足を獲得するに至っています。」
東日本大震災以降、自然エネルギーへの関心はますます高まっています。
「株式会社アイセス」が開発した太陽電池モジュールは、
日照時間が全国で最も短い秋田県で開発された製品ということで、
過酷な条件下で蓄積された経験とシステム設計により、
日照時間の低い日本海側や降雪地域を含む全地域で、
標準的に稼働する製品を提供しているんです。
太陽電池モジュールの表面は、温度が高いため、
雪が積もっても解けてしまうそうですが、
設置の際にも様々な工夫(角度をつけたり、地面から高い位置に設置等)をして、
降雪地域でもしっかり発電できるようになっているそうです。
男鹿市と潟上市に設置されているメガソーラーにも、
自社製の太陽電池モジュールが使用されており、
県内におけるソーラー事業でも高い実績を誇っています。
【写真 男鹿市に設置したメガソーラー施設】
ここで豆知識!
メガソーラーとは、1MW以上の出力を持つ太陽光発電システムのこと。
主に自治体、民間企業の主導により、
遊休地・堤防・埋立地・建物屋根などに設置されています。
1MWは、一般家庭330世帯の1日の使用電力に当たるそうですよ。
秋田県では、メガソーラーの設置に積極的で、
県内の自治体が所有する用地のうち、
メガソーラー用地として提供可能な土地を紹介しています。
太陽光発電のリーディングカンパニー
「株式会社アイセス」の太陽光モジュール・・・
今後も私たちの目に触れる機会がさらに増えそうですね!
それでは、
「株式会社アイセス」の自社製品をご紹介しましょう・・・
【太陽光発電※会社ホームページより】
【ソーラーLED街路灯※会社ホームページより】
日中に太陽電池モジュールで発電し、
ポールに内蔵した蓄電池に充電。夜間にLEDで周囲を照らします。
独立電源型なので、配線工事も要らず、
停電時でも通常通り点灯します。
【ハイブリットLED街路灯※会社ホームページより】
太陽電池モジュールの発電と同時に、
風力発電機で発電量不足を補います。
モニュメント性も高く、よりECOが強調されてますよね!
自社の敷地内のハイブリットLED街路灯は、
寒風吹きすさぶ取材時も、しっかり発電していました・・・
実は広報班スタッフ、冬季間の太陽光発電は厳しいと思っていました!
取材時は、どんよりとした曇り空に時々雪が吹き付ける天候・・・
しかし、社屋玄関に設置されているパネルを見ると・・・
しっかり発電しているではありませんか!!!
これは、
「株式会社アイセス」の太陽電池モジュールの高い品質のおかげ!!
◇
従業員の職種について、教えて下さい。
◆ 「総務部には、総務や経理等を担当する事務担当がいます。
設計部門には、基盤や板金等の設計や開発を行う技術担当、
製造部門には、製品の組立等を行う製造担当、
新エネルギー部門には、自社製品の販売を担当する営業担当や
自社製品の設計・設置・メンテナンスを行う技術担当がいます。」
【写真 製造部の様子※会社パンフレットより】
設計から製造、販売までを一貫して行っているため、
様々な職種の方が働いています。
また、商品の設置やメンテナンスも行っているので、
電気工事士や施工管理技士の資格を持つ職員も配置しているそうです。
中途採用者の場合は、資格を既に取得されている方もいますが、
新卒者の場合は、入社後に資格を取得する事が多いそうです。
では、こちらの会社に求められる人材とは、どんなものでしょうか?
募集職種である、営業職についてお聞きしました。
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆ 「営業職は会社の顔としてお客様に接するので、
硬い印象を与える方よりも、
柔らかでお客様にかわいがっていただける方が望ましいと思います。
また、前向きな考えを持っている、柔軟な考え方が出来ることも、
重要だと思います。
現在、営業職と設計の技術職には女性がおりませんが、
やる気のある女性の方に、是非、応募していただきたいと思っています。
また、海外からの問い合わせも増えているので、
英会話が出来る方もありがたいですね。」
営業職は新エネルギー部門に所属し、
自社製品の販売営業の他、
展示会や商談会への出展業務、製品開発の企画業務なども行います。
自然エネルギーは、
日本国内だけでなく、海外でも注目されている分野のため、
国内・海外の短期出張もあるそうですよ!
秋田県井川町から世界へ・・・
ここにも、グローバルに活躍する企業があります!
営業職以外の募集については、
職員の欠員等の状況によって募集するそうですが、
学部指定などは行わず、やる気のある方を募集しています。
ちなみに・・・
設計を希望する方は、パソコンに慣れていることが条件だそうです!
【写真 ソーラーLED街路灯のPRパネル】
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆「筆記試験(一般常識)と作文、面接を同一日に実施しています。
筆記試験に2時間、面接に30分程度の時間を費やしています。
作文は、毎年テーマが異なっています。
面接は、幹部職員と募集している部署の担当者が面接官となりますが、
元気があるか、受け答えがしっかりしているかなどを見ているそうです。」
菅原さんは面接に同席していないそうですが、
挨拶や礼儀、言葉遣いがしっかり身についていること、
大変なことがあってもめげずに、頑張れる人が望ましいと話していました。
◇
採用後について、教えて下さい。
◆ 「採用後は、地区の雇用開発協会が主催する
新入社員向けのマナー研修に参加してもらった後、
所属部署の上司の指導を受けながら、仕事を覚えてもらいます。
月に1~2回程度、アドバイザーによる『聞き方・伝え方』の研修を
行っています。
これは、職員のコミュニケーション能力の向上を目的として行っています。
異動については、職員配置の状況を見ながら、社長が判断して実施するため、
時期は不定期になっています。」
コミュニケーション能力の向上を目的としたアドバイザーの研修、
素晴らしいですよね!
社員一丸となってがんばるには、コミュニケーションがしっかり取れていることが大切!
忘年会や納涼会、社員旅行など社内行事も積極的に開催されており、
社員同士の仲がとても良いのも、この研修のおかげでしょうか?
自然エネルギーで世界を目指したい方の応募、お待ちしております。
本日の若手社員をご紹介!
設計課 木元 友也 さんです。
ほんわかした雰囲気の木元さん、笑顔がとてもキュートなんですよ!
◇
入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「小さい頃からおもちゃを手作りするのが好きで、
将来は、それを活かせる仕事につきたいと思っていました。
就職面接会で会社を知りましたが、仕事の内容について聞いたところ、
自社開発から設計製造まで一貫して行っているところに非常に興味を持ち、
入社したいと考えたのがきっかけです。」
【写真 取材の様子】
男鹿市出身の木元さんは、小さい頃からおもちゃを手作りすることが大好きだったそうです。
市販のプラモデルを作るのではなく、自分で設計して外枠を作り、
動力だけ市販のものを使うなど、かなり凝った作りだったそうです。
秋田市内の実業高校に進学した木元さんは、
『就職するなら物作りができる仕事』と考え、就職面接会に参加!
ここで、運命的な出会いがありました!!
念願叶って就職が決まり、配属されたのは設計課でした・・・
【写真 設計課で働く木元さん(写真向かって右側)※会社ホームページより】
◇
仕事について、教えて下さい。
◆ 「基板の板金設計を主に担当しています。
リクエスト内容を見て、値段などを考えながら設計をしています。
自宅でおもちゃを作っている時は、
経費についてあまり考えたことがなかったのですが、
モノ作りではコストを意識することが大切であることを知りました。
1番の悩みは、期限内に納品できるかということですね。
この仕事のやりがいは、
依頼されたものが完成した時ですね。
とくに、納得のいくものが完成した時は、格別です。」
まだまだ勉強中という木元さんですが、
大好きなモノづくりを仕事にしているためか、
仕事のことを話す時は、瞳がキラキラ輝いています・・・
今後は、開発に携わった製品の設置も行いたいので、
電気工事士や危険物取扱主任者の資格を取得したいと考えているそうです。
現在、木元さんは設計課の中では1番年下なんです。
明るくて、真面目な後輩を希望しているそうですよ!!
それでは収録と参りましょう・・・
取材を始めた時から緊張していた木元さん・・・
菅原さんと一緒に、回答内容を確認!
本番は、とても素敵な声でしっかり受け答えして下さいました・・・・
菅原さん、木元さん、お忙しい所、本当にありがとうございました。
恒例の写真撮影は、パネルの前でぱちり!
【写真に向かって右側から、設計課 木元 友也さん、真坂 はづきさん】
この模様は・・・
2月21日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・