みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
風と雨の日が続いています・・・ 雪よりは良いのかぁ?
今回の取材先は、横手市清川町にあります
「デイサービスセンター
清川の里」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーが、訪問しましたよ・・・
取材先は、フレッシュワークAKITAがある秋田市御所野から、
一般道で1時間30分ほどの場所です。
横手市内(横手地域)の国道107号線「地域振興局入口」交差点から、
県道272号線に入ります。
JR北上線を跨ぐために大きくアップダウンする道路を進むと、
「旭川1丁目」交差点が見えてきます。
この地域は、平鹿地域振興局やハローワーク横手、
横手労働基準監督署など、官庁が多く設置されています。
道路から少し奥まったところに、施設を見つけました!!
早速、
松井 崇 副管理者 に、いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの施設について教えて下さい!
◆ 「
「デイサービスセンター清川の里」は、
横手市内にお住まいの高齢者の方に、介護サービスを提供している施設です。
デイサービスセンターの他、ケアプランセンター、ショートステイも併設しており、
利用者の方に安心してサービスをご利用いただける体制を整えています。」
「デイサービスセンター清川の里」は、
有限会社ミツイ設計が運営する施設として、平成14年に設立されました。
平成12年4月に介護保険制度が導入され、
異業種から介護在宅サービスの分野で民間事業者による参入が認められるようになり、
利用者はサービスを自由に選択できるようになりました。
これにより、福祉分野にも市場の競争原理を導入し、
多様で効率的なサービスの提供を行う必要が求められるようになったといいます。
有限会社ミツイ設計の代表である 金沢 純治氏は、
11年前に介護事業への参入を決意し、
本社と同じ敷地内に
「デイサービスセンター清川の里」を立ち上げました。
平成14年5月の開設当初は、デイサービスセンターのみでしたが、
同年7月にデイサービスセンターと同敷地内にケアプランセンターを開設、
平成16年8月にショートステイが加わりました。
ここで、豆知識!
●デイサービス(通所介護)
在宅の要支援者・要介護者に通ってもらい、
(送迎し)入浴・食事の提供とその介護、生活等についての相談助言、
健康状態の確認等の他、日常生活の世話と機能訓練を行うものです。
●ケアプランセンター
ケアマネージャー(介護支援専門員の資格者)が、
介護に関する相談、要介護認定の申請代行を行う施設のことです。
要介護認定後は、ご本人やご家族の意向を元に、
介護を利用される方が可能な限り、
ご自宅においてその方の能力に応じた日常生活を営むことができる様、
ご本人に合った介護サービス計画を作成します。
● ショートステイ
在宅の要支援者・要介護者に対し、
短期間の入所・入浴・排泄・食事等の介護・日常生活上の世話や
機能訓練を提供するものです。
ケアプランセンターで必要な介護サービスの計画(ケアプラン)を作成してもらい、
ケアプランに基づいて、デイサービスやショートステイを利用する・・・
3つの機能を有しているので、一つの施設で完結するんですね!
◇
施設名の由来を教えて下さい。
◆ 「施設の所在地が横手市清川町なので、地名から名付けられたそうです。」
こちらは、施設のロゴです。
左側のデザインは、施設名の"清川の里"の頭文字
” K ” を、
緑(山)と水色(水・川)で表現・・・
右側のイラストは、高齢者(=利用者)と若者(=介護者)そして、子供なんです!
すがすがしくて、ほっこりするロゴマークですよね!
でも、なぜ"子供"が書かれているのか・・・ それは、後ほど・・・
◇
利用されている方の状況について、教えて下さい。
◆ 「デイサービスは年中無休で受入を行っていますが、
頻度は、週2~3回利用してる方が多いですね。
横手市全域が担当区域となりますが、送迎を行う関係から、
デイサービスの利用者は、横手地域の方となります。
朝、ご自宅に送迎を行い、午前中は入浴、
午後は各種レクリエーションをしています。
レクリエーションの一環で外出することもあり、
春の桜に始まり、秋は紅葉、菊祭りなどにでかけます。
また、近くにある『道の駅さんない』への買い物もとても好評です。
ショートステイは、20名の定員ですが、常時8割~9割が埋まっています。
7対3で女性の方が多いですね。
施設の方針として、ベッドに寝かせっぱなしにせず、
可能な限り、離床(寝床からおこす)してもらうように働きかけています。」
【写真 施設内の様子 ※施設ホームページより】
ショートステイを利用した方の中には、
離床を行ったことで、自ら動く意思を見せた方もいらっしゃったそうです。
離床が進むことにより食事、排せつ、清潔などの
日常生活を自立して行うことが可能になる他、
交流も広がるため、知的・精神的活動を活発化することが期待されています。
介護サービスでは、
高齢者のQOL(生活の質)を向上させる取り組みが欠かせないですよね。
【写真 居室の様子 ※施設ホームページより】
◇
他にも、施設を運営されているそうですが・・・
◆ 「
「デイサービスセンター清川の里」と同じ敷地内に、
事業所内託児所『あたごキッズ』があります。
また、宮城県角田市で、
サービス付き高齢者賃貸住宅『暖々の里』を運営しています。」
事業所内託児所「あたごキッズ」は、平成20年11月に開設。
0歳~就学前までの乳幼児を対象とし、定員は15名となっています。
「デイサービスセンター清川の里」と同一敷地内にあるので、
デイサービスやショートステイ利用者との交流を図っており、
誕生日や敬老会などのイベント以外にも、
子どもたちは、帰宅する際に毎日挨拶に訪れるそうです。
高齢者にとって、子どもたちとの交流はプラスに働くことが多く、
子どもたちが来ると、表情がよくなる方が多いそうです。
ロゴマークの謎、解けました?
宮城県角田市にある「暖々の里」では、
サービス付き高齢者賃貸住宅の他、
デイサービス・訪問介護ステーション・
居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)が同建物内にあり、
賃貸住宅の入居者は、全てのサービスが利用できるそうです。
秋田県、宮城県で施設を運営しているなんて、すごいですよね!
そんな施設で求められる人材とは、どんな人材でしょうか?
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆ 「思いがある方を希望しています。
抽象的かもしれませんが、『自分はこうしたい』という熱い気持ちを持っていると、
少々大変なことがあっても、乗り越えることができると考えています。
また、職員は協力し合って仕事をするため、協調性のある方が望ましいです。
明るさ、元気の良さも大切ですね。」
「デイサービスセンター清川の里」で働くためには、資格が必要です。
しかし、資格によっては、入社後に取得してもらうことも可能だそうです。
介護に必要な資格+熱い思い!
これが大切なんですね!
ちなみに、
「デイサービスセンター清川の里」で職員の方が持っている必要な資格は、
下記のとおり・・・
・ホームヘルパー(2級以上)
・介護福祉士
・社会福祉主事
・看護師
・ケアマネージャー
【写真 事務所の様子】
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「採用試験は、面接のみとなっています。
事前の書類選考は行いませんので、
応募された方には、全員、面接を行っています。
面接は、個人面接で、応募者1名に対して面接官は2名~3名です。
面接時に施設の説明を行い、
運営方針等に賛同してもらえるかを確認しています。
また、こちらの施設で働く上での思いの強さを、
様々な質問をすることで図っています。」
一緒に働く仲間を選ぶ際には、
志が同じであるかということは、とても重要です。
そのため、面接時に施設の説明を行い、
応募者に確認を求めているそうですよ。
◇
採用後について、教えて下さい。
◆ 「採用後2ヶ月間は試用期間となるため、
専任の担当職員がついて指導を行い、試用期間終了後は単独で業務を行います。
その後の研修は、不定期に様々な分野の専門家に依頼し、
講義を行ってもらいます。
今まで開催したものでは、
感染症予防や認知症に関する講義の他、
おむつメーカーの担当者による、おむつの正しいあて方なども行いました。」
新しい事にチャレンジする会社なので、
職員の知識向上のため、研修にも力を入れているんですね・・・
◇
最後に、就活中の方にメッセージをお願いします。
◆ 「いろいろな人と会うこと、いろいろな経験をすることがとても大切です。
経験が少ない人は、トラブルが発生しても対処できず、
精神的にもろいと思います。
積極的に、チャレンジしてみて下さい。」
それでは本日の若手職員をご紹介!
デイサービス担当介護員
高橋 慶信 さんです。
現在、39歳の高橋さん・・・
平成24年11月に
「デイサービスセンター清川の里」 に採用されたそうです・・・
◇ 入社のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 「妻が看護師をしており、
介護の仕事についていろいろと話を聞く機会があったことが、
介護の仕事に興味を持ったきっかけです。」
小学校、中学校では剣道、
高校ではサッカーとスポーツに打ち込んでいた高橋さん・・・
地元、横手市内の高校を卒業後に就職したのは、
学生時代にアルバイトをしていたスポーツ用品店でした。
7~8年勤務した頃に、転勤の話が持ち上がり、
家族と離れることはできないと考えた高橋さんは、
スポーツ用品店を退職しました。
転職したのは、家電の運送を行う運転手の仕事・・・
横手市を中心に配達するのですが、
秋田市内や宮城県に行くこともあったそうです。
運転手の仕事は、とても朝が早く、
子どもたちの世話が出来ないことから、
10年ほど勤務して退職することになりました。
家庭と仕事の両立ができる仕事ということで、
特に職種を絞らずに転職先を考えていた高橋さんですが、
看護師の妻の影響で介護の仕事に興味を持ったそうです。
ハローワークで介護の仕事を探してみると、
多くの施設が、資格を持っていることが応募の条件になっていたそうです。
そんな中、採用後に資格を取得すればよいと記載されていたのが、
こちらの施設だったそうです。
◇
採用試験は、いかがでしたか?
◆ 「緊張していたので、何を質問され、どう答えたか、覚えていません。
結果が出るまで、とても心配でした。」
めでたく採用となった高橋さん・・・
働きながら約3ヶ月でホームヘルパー2級の資格を取得したそうです。
◇
就職してみて、いかがでしたか?
◆ 「経験のない仕事への転職でしたが、
向いてないと感じることはありませんでした。
もちろん、慣れていないために大変だと感じることがあります。
しかし、どんな仕事であったも大変なことはありますから、
介護=大変な仕事=向いていない とは考えていません。
人相手の仕事なので、どのように接したら良いのか、
特に、認知症の利用者に対して、普通に説明したのでは伝わりません。
まずは、利用者の気持ちを組むことに時間を割き、
その上で、こちらの気持ちを伝えるようにしています。」
【写真 仕事中の高橋さん】
確かにどの仕事に就いても、大変なことはあります。
しかし、大変なことが多いと乗り越える前に気持ちがくじけ、
「向いていない」という言葉で片付けてしまうことってありますよね・・・
高橋さんの言葉、とても胸に響きました・・・
◇
この仕事を初めてよかったことは何ですか?
◆ 「利用者との触れ合いの中で、利用者といっしょに心から笑っていることが、
本当に嬉しいなぁと思っています。
また、徐々に利用者の方が話しかけてくれるようになったことも、
うれしかったことですね。
スタッフ同士は仲良しですが、
業務上適切ではない点については、しっかり指摘してくれるため、
本当に働きやすい職場です。」
入社後1年が経過し、更に上位の資格を取得したいと話す高橋さん・・・
本当に前向きですよね!
◇
一日の仕事の流れを教えて下さい。
◆ 「朝、8:30までに出勤し、その日の準備を行います。
その後、利用者の送迎を行います。
送迎に使う車は、軽自動車やワンボックスカーなど、様々ですね。
送迎が済むと、午前中は入浴介助を行います。
入浴は、毎日行っています。
利用者が個別の活動をしている時は、
状況を見守り、必要に応じて介助しています。
昼食時は、必要に応じて介助を行います。
午後は、レクリエーションを行っています。
夕方には、再び利用者の送迎を行い、
一日の仕事が終了します。」
デイサービスに求められているのは、日常であると話す高橋さん・・・
利用者が自宅にいるように、井戸端会議が行える雰囲気が大切であり、
介護する側だからといって、自分の気持ちを押しつけず、
自然体で接していきたいと考えているそうです。
お休みの日は、家でゆっくりして過ごす高橋さん・・・
まだまだ、子どもたちに手がかかるので、
大好きなサッカーを再開するのは、もう少し先になりそうです。
父親として、介護職員としてのさらなる活躍をお祈りしています。
恒例の記念写真は、社用車の前でぱちり!
【写真に向かって、左側から2番目の男性 金沢 直樹管理者、
左側から3番目の男性 松井 崇副管理者、右側から2番目の男性 高橋 慶信さん】
この模様は・・・
11月29日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・