みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
11月になりました!! スタッドレスタイヤの心配しなくっちゃ!!
今回の取材先は、大仙市大曲花園町にあります
「社会福祉法人
大曲保育会」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーが、訪問しましたよ・・・
取材先は、フレッシュワークAKITAがある秋田市御所野から、
一般道で1時間ちょっとの場所です。
地図でみますと、事務局は大仙市役所の近くですね・・・
大仙市立大曲小学校、大仙市立大曲南幼稚園、大曲中央保育園も隣接し、
大仙の文教地区と言える地域です。
こちらが、大曲中央保育園
そして、大曲南幼稚園
大曲中央保育園、大曲南幼稚園の両方とも、
「社会福祉法人大曲保育会」が運営しているようです・・・
事務局は、大曲南幼稚園の施設内にあるんですね・・・
早速、
伊藤 美喜男 事務局長 に、いろいろお聴きしましょう!
◇
こちらの法人について教えて下さい!
◆「
「社会福祉法人大曲保育会」は、大仙市内の大曲地域で、
保育所・幼稚園の設置・経営を行っています。
昭和39年の認可以来、地域社会に開かれた保育所を目指し、
乳児保育、一時保育等、様々なニーズに対応しています。」
「社会福祉法人大曲保育会」が
大曲地域で運営している、
保育所12カ所、幼稚園2カ所はコチラ!
〈保育所〉
●はなだて保育園(大仙市花館)定員120名
●四ツ屋保育園(大仙市四ツ屋)定員120名
●大曲北保育園(大仙市大花町)定員110名
●大曲東保育園(大仙市大曲須和町)定員120名
●大曲乳児保育園(大仙市大曲住吉町)定員60名
●高畑保育園(大仙市大曲字下高畑)定員40名
●藤木保育園(大仙市藤木)定員45名
●角間川保育園(大仙市角間川)定員45名
●内小友保育園(大仙市内小友)定員70名
●大川西根保育園(大仙市大曲西根)定員55名
●大曲南保育園(大仙市大曲日の出町)定員135名
●大曲中央保育園(大仙市大曲花園町)定員105名
〈幼稚園〉
●大曲北幼稚園(大仙市大曲白金町)定員90名
●大曲南幼稚園(大仙市大曲花園町)定員180名
【写真 大曲南幼稚園の玄関】
法人の設立は、
社会福祉協議会が運営していた大川西根保育所と内小友保育所が、
認可保育所の認定を受けることに始まります。
認可に当たり、適切な法人に運営させるべく誕生したのが、
「社会福祉法人大曲保育会」!
その後、時代のニーズに合わせて、
各地域に保育所を設置していきましたが、
平成20年以降、大仙市の政策として、
市で設置した介護保険施設や保育所・幼稚園を法人化しすることとなり、
経営を移行したことから、現在、保育所・幼稚園併せて14施設を、
「社会福祉法人大曲保育会」が運営しているそうです。
ちなみに・・・
大曲地域以外は、
社会福祉法人大空大仙が、保育所(11カ所)・幼稚園(6カ所)を運営しています。
大仙市内の保育所・幼稚園は、
この2法人で保育所24ヶ所・幼稚園8ヶ所を運営しているんですよ。
◇
業務の内容について、教えて下さい。
◆ 「認可保育所、幼稚園の運営の他、
へき地保育所(高畑保育園)の経営を市から受託しています。
全ての保育所・幼稚園で支援を要する子の保育事業を行う他、
8つの保育所で延長保育、11の保育所で一時保育を行っています。」
前述以外にも、たくさんの事業を行っています。
●地域活動事業(全保育園・両幼稚園)
●乳幼児保健推進事業(大曲乳児保育園)
●育児相談(全保育園)
●子育て支援事業(サンクエスト大曲・大曲交流センター)
延長保育は、午前7時から午後7時まで(大川西根保育所のみ、午後6時30分まで)と、
働くお母さんの強い味方なんです。
【写真 大曲南幼稚園のぞうの滑り台】
◇
事務局と各施設の関わりについて、教えて下さい。
◆ 「事務局では、人事や経理などを担当し、
職員の採用や人件費など、一般企業でいうところの総務・経理を担当しています。
6名のスタッフのうち、大仙市から3名の方が出向しています。
各施設(保育所・幼稚園)については、施設毎に予算が配分されているので、
園長を中心に、それぞれの施設で独立した運営を行っています。
そのため、各施設が地域の状況を踏まえ、独自性を出しているといえます。
軽微な修繕は、各施設の運営費の中で処理しますが、
改築など大規模な修繕に関しては、事務局が担当しています。」
◇
特に力をいれていることはありますか?
◆ 「当法人には、正職員の他、臨時職員やパート職員という身分で働く方もいますが、
職員の処遇をよくしたいとの思いから、
臨時職員であっても、勤務年数などの一定の要件をクリアすれば、
賞与や退職金を支払っています。
これは、正職員と臨時職員の垣根を少しでも低くしたいとの考えからで、
身分は異なりますが、
子どもたちのためにがんばっていただいている事に、報いたいからです。」
【写真 大曲南幼稚園の登り棒※上までのぼるとタンバリンがたたける】
延長保育の実施に当たり、
該当施設の職員は、早番・遅番のシフト勤務となっています。
職員が働きやすい環境への思いが、
臨時職員への賞与と退職金の支給に表れているんですね・・・
では、
「社会福祉法人大曲保育会」では、
どんな人材が求められているのでしょうか?
◇
求められる人材について、教えて下さい。
◆ 「当法人では、どの施設でも働けるように、
保育士と幼稚園教諭の両方の資格を取得した方を
採用しています。
子どもを相手にする仕事ということで、
人当たりの良い人、にこやかで、
コミュニケーションがしっかりとれる方を希望しています。」
新卒者の定期採用を始めたのが昨年度からだそうで、
それまでは経験者を中途採用していたそうです。
現在は、0歳児の待機児童対策として、
また、職員の負担を減らす意味でも、
職員の数を増やす必要があるそうです。
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 「一次試験では、ペーパーテストと作文を行い、
二次試験として、面接を行っています。
面接試験は、応募者1名に対して、面接官5名程度です。
面接官は、応募者が提出した資料を見て、
質問内容をその場で考えています。」
作文は、働く上での考え方などを把握するテーマが出題されるそうですよ。
また、面接は一人当たり20分程度ということで、
想定される質問の答えは、しっかり準備していった方が良さそうです。
◇
採用後の研修について、教えて下さい。
◆ 「社会福祉法人大空大仙と共同で、初任者研修を実施しています。
内容は、社会人としてのマナー講習です。
その後の研修に対しては、
秋田県保育士会などの、
上部団体が実施する研修会に、参加してもらいます。」
今回は、保育士・幼稚園教諭の募集と、調理員の募集を行っていますが、
その他の職種としては、事務局で働く事務職員や、
病弱や特別な支援を必要とする子どものための看護師などがあります。
女性が多い保育士・幼稚園教諭ですが、
「社会福祉法人大曲保育会」では、
5名の男性保育士・幼稚園教諭がいるそうです。
全ての保育所・幼稚園に男性保育士・幼稚園教諭が、
配属されることが望ましいとのことだそうで、
男性の皆さん! 奮ってご応募お待ちしております!!
それでは本日の若手職員をご紹介!
今回は、3名の保育士・幼稚園教員の皆様に、
お集まりいただきました!!
お一人目は、
角間川保育園 藤澤 知里 さんです。
お二人目は、
藤木保育園 相馬 芽吹 さんです。
お三人目は、
はなだて保育園 佐藤 繭子 さんです。
三人とも、今年度採用になったばかりのフレッシュウーマン!!
藤澤さんは大仙市(旧中仙町)、相馬さんも大仙市(旧南外村)、
佐藤さんは横手市(旧雄物川町)のご出身なんです。
早速、いろいろとお話を伺いましょう!!!
◇
就職のきっかけについて、教えて下さい。
◆ 藤澤さん
「小学4年生の時に幼稚園を訪問する機会があり、
子どもたちと触れあったことで、
将来、この仕事に就きたいと思いました。
地元で働きたいと考え、この法人に応募しました。」
◆ 相馬さん
「中学校の時、保育園で職場体験をしました。
人見知りをする子どもが、私にとても懐いてくれて、
周囲から、保育士になることを勧められたのがきっかけです。
この法人を選んだのは、短大時代に実習を行い、
とても印象がよかったからです。」
◆ 佐藤さん
「もともと子どもが大好きで、小学校の頃からいとこの面倒をよく見ていました。
高校に入り、子どもと接することが出来る仕事を考えた結果、
保育士になりたいと考えました。
就職活動をしていた時に、地元の施設では保育士の募集がなかったので、
大仙市の施設を調べ、応募しました。」
【写真 取材時の様子 ※写真左側から、佐藤さん、藤澤さん、相馬さん】
「社会福祉法人大曲保育会」を選んだ理由の中には、
勤務先が大曲地域内ということで、異動し易いことを挙げている方もいました。
皆さん、小さい頃から保育士・幼稚園教諭にあこがれていたんですね・・・
そういえば、幼児のなりたい仕事、女子のトップ3には、
必ず保育士・幼稚園教諭が入りますよね!
どのようにして、保育士・幼稚園教諭の資格を取得したか、
興味がありますよね~!
◇
資格取得について、教えて下さい。
◆ 藤澤さん
「秋田大学教育文化学部学校教育課程の中にある発達科学選修では、
必須(卒業要件)となる免許(資格)を、
『小学校教諭1種』と『幼稚園教諭1種+保育士+小学校教諭2種』から
選択出来るんです。
私は卒業までに、小学校教諭1種、幼稚園教諭1種、保育士と
特別支援学校教諭1種を取得しました。」
◆ 相馬さん
「聖霊女子短期大学生活文化科生活こども専攻で、
保育士と幼稚園教諭2種を取得しました。
短大課程で2つの資格取得をするので、
授業履修や実習で、学生生活はとても忙しかったですね。」
◆ 佐藤さん
「岩手県の大学でしたが、
社会福祉学部の中に保育士と幼稚園教諭1種を取得できる課程があり、
そこで資格取得しました。」
平成18年から制定された認定こども園制度により、
幼稚園教諭と保育士の両方の資格を、取得可能な学校が増えているようです。
「社会福祉法人大曲保育会」でも、
認定こども園を設置する構想があるそうです。楽しみ~
ここで、豆知識!
認定こども園(にんていこどもえん)は、
保育所及び幼稚園等における小学校就学前の子供に対する、
保育及び教育並びに保護者に対する子育て支援の総合的な提供を行う施設であり、
都道府県知事が条例に基づき認定しており、
親が働いている・いないにかかわらず利用できる施設なんです。
認定こども園には4つのタイプが認められています。
・幼保連携型:認可幼稚園と認可保育所とが連携して一体的な運営を行うタイプ
・幼稚園型:認可された幼稚園が保育所的な機能を備えたタイプ
・保育所型:認可された保育所が幼稚園的な機能(幼児教育)を備えたタイプ
・地方裁量型:認可のない地域の教育・保育施設が、
認定こども園として機能を果たすタイプ
短大は短期間に必要な資格が取得でき、
四年生大学は、他の資格も取得可能とそれぞれ特徴がありますよね~!
保育士・幼稚園教諭として働くためには、
高校卒業後の進路選択から始まっていますよ~!!
【写真 大曲南幼稚園の教室】
◇
採用試験について、教えて下さい。
◆ 藤澤さん
「『筆記試験の成績は、どのくらいだと思いますか』と聞かれ、
面接(二次試験)に進めたので、7割くらいと答えたところ、
そこまで(7割まで)取れていないと言われ、がっかりしました。」
◆ 相馬さん
「1分間の自己紹介が印象に残っています。
一次試験の合格通知に、二次試験では1分間の自己紹介をすると言われ、
手遊びを披露しました。
提出した資料から、女性の尊厳と男女共同参画について質問され、
説明しましたが、『基本的なことをありがとう』と言われ、
合格できるかなと心配になりました。」
◆ 佐藤さん
「大学で、泥団子を作るサークルに入っていたと資料に書いたので、
『泥団子は、何歳くらいの子どもだったら作れますか』と質問されました。
1分間の自己紹介は、あたりさわりのない内容で、
時間も短かったので、駄目かなと思いました。」
皆さん、
二次試験の手応えは???だったようですが、めでたく合格!
念願の仕事で働いてみて、いかがですか?
◇
仕事について、教えて下さい。
◆ 藤澤さん
「角間川保育園では、0歳児・1歳児を担当しています。
この半年、本当にあっという間でした。
仕事を覚えるのが大変でしたね。
子どもたちの世話に時間をかけてしまうので、
他の仕事がおろそかにならないようにがんばっています。
当初は、余裕がないため、先輩職員に対して
なかなか質問することができませんでしたが、
徐々に質問できるようになり、
信頼関係ができてきたかなと思います。
保護者の方とお話しするのが、とても緊張しますが、
こちらも慣れてきたと思います。」
◆ 相馬さん
「藤木保育園では、4歳児・5歳児を担当しています。
27人の子どもたちを複数担任で見ていますが、
私は、一人で行動できないお子さんを主に担当しています。
子どもたちと遊ぶのはとても楽しいですが、
事務的な作業が負担でした。
子どもたちをケガから守るため、
ケガや事故につながる行為があった際には、
報告書を書くのですが、なかなかうまく書けず、
悶々としました。
そんな中、先輩から壁面の飾り付けを任され、
子どもたちも制作に参加できるように工夫したところ、
『先生、これおもしろいね』と、とても喜んでくれました。
大変なことも多いですが、子どもたちの笑顔に癒やされています。」
◆ 佐藤さん
「はなだて保育園で1歳児を担当しています。
最初の3ヶ月はとにかくあっという間でした。
そして、社会人として過ごすことは、体力も必要で、
とてもしんどいことだなと感じました。
特に、人間関係をどう築くかが難しいと思います。
この時期の子どもたちは、本当に成長が早いですね。
最近は、私の顔を覚えてくれたようで、
本当にうれしいです。」
【写真 取材時の様子】
あこがれていた職業ではありますが、
社会人として、仕事として保育士に向き合ってみると、
大変なこともたくさんあったようです。
しかし、子どもたちと共に過ごし、その笑顔に癒やされ、
また頑張る力がわいてくる・・・
慣れない仕事も徐々に覚え、
子どもたち、保護者そして同僚とも信頼関係が芽生えてくる・・・
苦労の先に、たしかな手応えを感じ始めた皆さん・・・
◇
休日は、どのように過ごされていますか?
◆ 藤原さん
「ドライブが趣味なので、気分転換に車で出かけることが多いです。
自宅にいる時は、手作りおもちゃを作る時もありますね。」
◆ 相馬さん
「アウトドア派なので、自宅にいることはありません。
バスケットやテニス、最近では釣を始めました。」
◆ 佐藤さん
「普段はゆっくり自宅で過ごし、体力を蓄えています。
旅行が趣味なので、車で近距離旅行を楽しむこともありますね。」
将来についてお聴きしたところ、
まだ、先のことまでは考えられないと話していましたが、
園長にあこがれている方、ずーっと現場で子どもと接していたいという方、
3人それぞれの考えがあるようです。
インタビュー終了後、ホームページ掲載用のコメント収録を行いました。
皆さん、ちょっと緊張気味かな?
※皆さんのコメントは、ラジオ専用サイトで聞くことができます!!
【写真 コメント収録中の藤澤さん】
【写真 コメント収録中の相馬さん】
【写真 コメント収録中の佐藤さん】
お一人お一人から温かなメッセージをいただきました!
本当にありがとうございました!!
恒例の記念写真は、大曲南幼稚園のゆうぎしつで!
【写真に向かって、左側から 伊藤 美喜男事務局長、藤木保育園 相馬 芽吹さん、
角間川保育園 藤澤 知里さん、はなだて保育園 佐藤 繭子さん】
皆さん、これからも子どもたちのために、がんばって下さいね!
この模様は・・・
11月8日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・