みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
梅雨入りしてから、まとまった雨がありませんね!いわゆる空梅雨かな?
今回の取材先は、青森県に本社があります
「東和電材株式会社」
フレッシュワークAKITA広報班メンバーと
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
会社を訪問しましたよ・・・
取材先として指定されたのは、
「秋田東和電材株式会社」!
県道56号 秋田天王線(通称「新国道」)の新川向交差点を八橋方向に曲がり、
小路に入っていきます・・・
この地域は、とても道路がせまいんですよ・・・
対向車に注意しながら進むと・・・看板が見えてきました!
大きな建物と倉庫が見えますね~!
どんな会社なんでしょうか?
東和電材株式会社
石沢 秀光 取締役総務部長 にお聴きしましょう!
石沢取締役総務部長は、取材のためにわざわざ青森からお越し頂きました。
本当にありがとうございます。
◇こちらの会社について教えて下さい!
◆「
「東和電材株式会社」は、
昭和31に設立された照明器具や電線、ケーブルや配電盤など、
電気設備製品と材料を卸している会社です。
初代社長が昭和23年に復員、
日本でこれから必要になる仕事について知人と相談し、
『東北電業株式会社』という名前で、電気工事の会社を始めたのが始まりです。
物資が乏しい時代ということもあり、
青森では工事に必要な資材がなかなか手に入らず、東京までリュックサックをしょって、
資材の買い出しを行っていたという状況だったそうです。
それならば、自社で必要な資材を取り寄せる会社をつくろう!ということになり、
昭和31年に
「東和電材株式会社」が設立されました。
その後、同じく電設資材を扱う「株式会社コアシス」を昭和38年に設立。
お客様の多様な要望に応える体制をグループ内で整えました。
卸売業の売上高や販売エリアが拡大するにつれ、
『既存の商品を販売するだけではなく、
自ら製品を作ってよりお客様のニーズに応えなければ』という創業者の思いから、
配・分電盤の一貫した生産工場である「東和電機工業株式会社」が、
昭和48年に設立されました。」
「東和電機工業株式会社」で製造された配電盤は、
千葉県にある水のショーで有名なテーマパークでも使われているそうです。
水の中に入れる配電盤なので、
高い技術が求められていたんだそうですよ・・・
電気工事会社から始まった会社が、
『製・販・工』が一体となったグループ企業に成長!経営者の努力と発想力に脱帽です!
今回お邪魔した、
「秋田東和電材株式会社」は、
「東和電材株式会社」の完全子会社化として、平成21年に設立されました。
「東和電材株式会社」の秋田営業所としての位置づけで、
秋田県内の電気工事店と今まで以上に有効なパートナーシップを形成し、
より地域に密着した営業を展開するべく、日々頑張っているそうですよ!
◇社名の由来について教えて下さい!
◆「社名の「東和」は、東北の和(絆)を意味しています。
聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる『和を以て貴しとなす
(=何事をやるにも、みんなが仲良くやり、
いさかいを起こさないのが良いということ。)』から引用しています。」
社名に込められた思いは、東和グループのロゴにも活かされているそうです。
◇業務内容について教えて下さい!
◆「電気工事店向けの一般電設資材の卸販売を始め、
電気設備工事や配管、防災、電気通信に関する設計及び工事請負を行っています。
社会インフラ整備の一翼を担う、重要な仕事と考えています。」
会社のホームページには、
県立こまち球場のナイター設備や配電盤、
秋田県立男鹿水族館GAOの照明や配電盤などを、
「秋田東和電材株式会社」が納入したそうです。
私たちが住んでいる家の電気設備も、
「東和電材株式会社」が販売した商品かもしれません。
なかなか意識することはありませんが、
日々の生活の中で
「東和電材株式会社」のお世話になっていることが、
実はとーっても多いんですね~! 本当に、お世話になっています。
◇社内にはどんな職種の方がいますか?
◆「グループで見ると様々な職種がありますが、
「東和電材株式会社」と
「秋田東和電材株式会社」は、
8割が営業、2割が事務といったところです。
事務担当者は、経理・総務の他、SEもおります。
「秋田東和電材株式会社」では、営業職を毎年採用しているんですよ。」
新規採用者の研修は、グループ全体で行うそうですが、
お話を聞いてとてもユニークだと思ったのが、陸上自衛隊青森駐屯地での研修!
民間企業が自衛隊で短期訓練を行うという話は聞いたことがありましたが、
東和グループで実施しているとはびっくり!! なかなかハードだそうですよ!
バブル崩壊や昨今の景気低迷下においても、自己資本比率を向上してきたのは、
現社長の強い信念と、社員教育の賜と話す石沢 取締役総務部長・・・
【写真 取材中の石沢 取締役総務部長(写真 向かって左側)】
◇求められる人材について教えて下さい。
◆「3つあると思います。
1つ目は、『素直な心』です。個性は大切ですが、仲間があっての仕事なので、
先輩の指導を素直に聞けるかがポイントです。
2つ目は、『へこたれない心』です。働くと様々な困難にぶつかります。
耐性を高めることが大切です。
3つ目は、『積極的に行動する』ことです。常に指示待ちでは困ります。」
営業職に関しては、入社後3年~4年は配送を担当するそうです。
これは、取り扱う商品が20万アイテムとかなりの量であること、
現場を知らずに営業を行っても、必要な商品を提案することができないことから、
『配送=営業』の勉強という意味で、行っているそうです。
配送はトラックで行いますので、普通自動車免許が必須です!
半年は先輩が同乗してくれるそうですよ!!
配送する商品は、注文に応じて自分で検品し、現場に納品します。
納品する商品は大きさや重さがまちまち・・・
大きな現場だと複数回納品しなければならないため、配送は体力+筋力が必要!
しかし、取扱い商品が20万アイテムとは、ものすごい量ですよね
ちなみに・・・ 自動車一台分に必要な部品の数は、10万個だそうです。
◇採用試験について教えて下さい。
◆「採用試験は、筆記と面接を行っています。
筆記試験は、発想力を問う内容で、思考の柔軟性や長文の読解力なども
判断できるようにしています。 時には、パズルのような問題もありますよ。
過去には、『絵を見て、話を作って下さい』という問題を出したことがあります。
面接試験でも、筆記試験の内容が話題にのぼりますね。」
ユニークな採用試験ではありますが、
筆記・面接を通じて、社風にあう人かどうかも見極めるようにしているそうです。
また、クラブ活動の経験、特にスポーツの部活を行ってきた方は、
やや有利なようですよ・・・
石沢 取締役総務部長のお話を伺っていると、
「東和電材株式会社」は、
とても堅実な経営を行っている企業との印象を受けました。
部活動で身につけた耐性と体力を活かしたい!という方、
是非、応募を検討してみてはいかがでしょう?
ここで、
「秋田東和電材株式会社」を見学させていただきました。
こちらは、事務所です。みなさん、とても仕事熱心!
葛西 常務取締役(写真向かって右側)は、
とてもお話上手!ついつい聞き入っちゃいました・・・
事務所の中にも商品が陳列してあります・・・ これは工具類(スパナ等)かな・・・
一行は一路、倉庫へ・・・
中は、ホームセンターのようにたくさんの商品が所狭しと並べられています・・・
コード類は、必要な量をカットして販売しているそうです。
配送用のトラック ドアには東和グループのロゴがついています・・・
こちらの倉庫に保管しているのは、
「秋田東和電材株式会社」が取り扱う商品の一部なんです!
中には、製造メーカーから直接発送してもらうものもあるんだとか・・・
やっぱり、
20万アイテムって、本当にすごい数ですよね・・・
それでは、本日の若手社員をご紹介!
太田 吉彦 さんです。
太田さんは入社2年目! 配送業務を担当しているそうです。
早速、質問しちゃいましょう!
◇入社のきっかけについて教えて下さい。
◆「元々、地元での就職を希望していたことから、大学の就職支援課に相談したところ、
「東和電材株式会社」を紹介されたのがきっかけです。
試験のための企業研究を進める内に、
会社への興味が深まり、入社意欲が高まりました。」
角館出身の太田さんは、高校までは地元で過ごし、
大学に進学すると秋田市内で下宿生活をしていたそうです。
地元 秋田で働ける企業ということで、大学から紹介されたということですが、
『勧められたから受ける』という受け身の姿勢が、
企業研究をきっかけに前向きな気持ちになっていったことが、
合否のポイントではないでしょうか?
◇採用試験はどんな感じでしたか?
◆「与えられた課題はとてもユニークな物でした。
『部屋の中に3つの電灯があり、部屋の外に電灯のスイッチが3つ取り付けてある。
どのスイッチがどの電灯のスイッチか、確かめる方法を考えて下さい』
という内容でした。
私の回答は間違っていたということが、面接の時に分かりましたが、
正解=採用ではないと説明され、ホッとしたことを覚えています。」
『地頭力』と呼ばれる、
既存の知識や方法論を使わず、
たとえ知識の全く無い未知の分野であっても、
自分の頭と常識だけを頼りに、
自分なりの切り口や捉え方で、
物事の本質や問題の根本に近づくことが出来る人か を問う試験のようですね・・・
太田さんから課題の内容を聞きながら、
取材スタッフも、しばし無言で回答を考えてしまいました。
◇一日のスケジュールについて教えて下さい。
◆「朝礼後、伝票を確認し、午前と午後の配達スケジュールを考えます。
配達する商品の準備も配送担当の仕事なので、
伝票を見ながら配達先毎に商品を選び出し、納品します。
昼食は、事務所に戻って取ることもありますが、
配達の途中で取ることが多いです。
忙しい時は、残業になることもあります。」
【写真 仕事中の太田さん】
大きな現場への配達は、様々な業者が出入りするため、
納品する時間が指定されることもあるそうです。
秋田市中通のエリアなかいちに建設された新県立美術館への配達は、
時間が決められた他に、納品する製品の数がとても多かったことから、
とても大変だったそうです。
美術館は一般家庭に比べると、照明の大きさも、使用する照明の数も桁違い!
学生時代は野球で鍛えた太田さんですが、
入社後、体重が自然に減ったそうです。 身体が資本の仕事なんですね・・・
◇配送の仕事について、どう思っていますか?
◆「入社当初は、
『営業を希望しているのに、どうして配送なんだろう』と思いましたが、
実際に仕事をしてみると、商品知識だけでも覚えることがたくさんあり、
最初から営業だけをやっていたら、仕事についていけなかったと思いました。
配達を通して、取引先の方に名前を覚えていただいたので、
本当に楽しく仕事をしています。」
社会人になって突然バイクに目覚めたという太田さん・・・
休日は、自慢のバイクでツーリングしているそうです。
もちろん、中型免許も社会人になってから取得したそうです。
現在の愛車は、スーパースポーツと呼ばれるタイプですが、
40歳を過ぎたら、ハーレーダビッドソンを所有するのが夢!
それでは収録と参りましょう・・・
緊張気味の太田さん・・・ そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ!
無事収録が終了!
バイクとお酒が大好きな太田さん!
これからも、がんばって下さいね!!
恒例の記念撮影は、壁をバックにぱちり!
【写真に向かって左側から秋田東和電材株式会社 太田吉彦さん、
右側 真坂 はづきさん】
この模様は・・・
6月28日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・