みなさんこんにちは
フレッシュワークAKITA広報班です。
エフエム秋田で放送中!フレッシュワークAKITA提供
「Job-Press on Radio」
今日から2月・・・ しばらく寒さが続きます!
雪にも負けずにがんばっていきましょう!!
今回の取材先は、秋田市新藤田にあります
「社会福祉法人
旭川やすらぎ会
特別養護老人ホーム
魁聖園」!
フレッシュワークAKITA広報班のメンバー2名と、
エフエム秋田から番組パーソナリティーの
「真坂 はづき」さんが
施設を訪問しましたよ・・・
「特別養護老人ホーム魁聖園」は、
御所野地区から県道41号線(秋田昭和線)通称「横山・金足線」を土崎方面に北上・・・
手形トンネルを抜けると右手に側道が・・・
右折して側道に入り、つづら折りの坂道を登っていくと・・・
視界が開け、2階建ての大きな建物が見えてきました!!
取材当日は、一面の雪景色
・・・ でしたので、
施設ホームページの写真を掲載させていただきました~
丘陵地にあるホテルといった風情でしょ?
寒さに震えるスタッフを迎えて下さったのは、
板倉 直人 施設長 でした。
早速、
「特別養護老人ホーム魁聖園」について、いろいろ聞いちゃいましょう!
「
「特別養護老人ホーム魁聖園」は、平成11年に設立されました。
特別養護老人ホームの他、デイサービスやショートステイ、ケアハウスなど、
多様なサービスで利用者の生活を支援しています。」(板倉 施設長)
そーなんです!
「特別養護老人ホーム魁聖園」では、
一つの施設内で7つの機能を果たしているマルチな高齢者のための施設なんです!
1.特別養護老人ホーム(指定介護老人福祉施設)
- 身体上、または精神上、著しい障害があり、介護保険制度で介護の必要がある
「要介護」の判定が出た人が利用可能な、老人福祉法上の老人福祉施設 -
◎個室と相部屋があります。
2.ショートステイ(指定短期入所生活介護事業所)
- 在宅で介護していた高齢者が、特別養護老人ホームなどに短期入所し
日常生活の介護などを受ける居宅サービスの一つ -
◎自宅で一時的に介護ができない場合に利用できるので、ご家族も安心です。
3.デイサービス(指定通所介護事業所・指定介護予防通所事業所)
- 介護を必要とする人が昼間の一定時間、専門の福祉施設で日常生活上の世話や
機能・適応訓練などを受けることができる -
◎送迎用のリフトバスで迎えに来てくれるので、入浴サービス・食事サービス・
日常動作訓練などの各種サービスが利用できます。
4.ヘルパーステーション(指定介護予防訪問介護事業所・指定訪問介護事業所)
- 訪問介護事業所(派遣ホームヘルパーのサービスステーション) -
◎身体介護や生活援助など、在宅生活を送る方々や介護されるご家族の皆様を
ケアプランに沿ってサポートしています。
5.居宅介護支援(指定居宅介護支援事務所)
- 居宅において介護保険で受けられる指定居宅サービスや
特例居宅介護サービスなどの紹介、いろいろなサービスの調整、
居宅支援サービス費にかかる費用の計算や請求などを要介護者の代わりに行う -
◎介護をトータルにサポートするため、在宅介護を受けている方や
そのご家族へのアドバイス、福祉サービスのご相談を受け付けています。
ケアマネージャーが業務を行います。
6.ケアハウス(経費老人ホーム)
- 60才以上の自立した方を対象とした、食事・入浴付きの老人マンション -
◎在宅機能と福祉機能を合わせ持ち、シルバーエイジの自立した生活と安心の場を
プロデュースいたします。
7.在宅介護支援センター
-地域の高齢者やその家族からの相談に応じ、
必要な保健・福祉サービスが受けられるように行政機関・サービス提供機関・
居宅介護支援事業所等との連絡調整を行う機関 -
◎公的サービス等の利用相談にも、24時間体制でお応えいたします。
社会福祉士や看護師などの専門スタッフがいます。
一つの施設の中に、たくさんの機能を持っていますよね~!
「5.居宅介護支援」と
「7.在宅介護支援センター」は機能が似ていますが、
居宅介護支援は、介護保険法の介護認定を受けて、
要支援や要介護(1~5)と認定された高齢者が、
介護保険サービスを受ける際に様々なサポートをしてくれるのに対し、
在宅介護支援センターは、介護保険サービス以外の、
各自治体などで実施している高齢者福祉サービスを利用する場合の
サポートをしてくれるそうです。
とにかく!在宅から施設での生活まで、
さまざまな場面で最適なサービスを提供してもらえる機能を有しているのが、
「特別養護老人ホーム魁聖園」なんですね~!
事業内容がつかめたところで、施設の中を見せていただきました~
案内役は、石川 博 事務局長です!
季節柄玄関を入ってすぐのところにこんな張り紙が・・・
番組パーソナリティーと広報班スタッフも例外ではありません・・・
手洗い・うがいの後、かわいいピンク色のマスクをいただき、
着用させていただきました~
こちらは、デイサービスルームの入口です・・・
お昼ご飯が終わったばかりなので、皆さん休憩していましたよ~
食堂はイベントホールも兼ねているのでとても広々しています。
見晴らしがとてもよく、秋田市街地の夜景がすばらしいとか・・・(施設HPより)
廊下には今週の献立が掲示されていました・・・ おいしそうなメニューばかり!!
廊下もひろびろ・・・ 車いすですれ違っても余裕です!
特養エリアとショートステイエリアを担当するサービスステーション!
お昼寝中の利用者が多いので、職員の方々は事務作業中・・・
利用者の居室はこんな感じです・・・(施設HPより)
廊下に掲示されている1日のスケジュール・・・
起床時間の2時間前には起きている方がほとんどだそうですが、
その代わり、夕食を食べると消灯時間前に寝てしまう方も多いそうです・・・
取材中は入浴時間だったので、浴室の見学はできませんでした、
特殊浴の他、桧の湯船もあるそうです!
2Fは、ケアハウスエリア・・・
こちらは、食堂です・・・ とても清潔感があります・・・
お部屋はこんな感じ・・・
簡単な調理が出来る他、トイレは各部屋の中についています。
ケアハウスは外出も自由!皆さん自分のペースで1日を過ごされています・・・
雪を見ながらビールを一杯なんてこともOK!
施設内はひろびろしていますが、どこにいてもあったかぽかぽか・・・
とても清潔感があり、はづきさんは「ここで生活したい!!」と力説していました・・・
ここで、板倉 施設長に質問!
「現在、力を入れて取り組んでいることを教えて下さ~い!」
「当施設では、人材育成に力を入れています。
その一つに採用年数の浅い職員に新規採用者を担当させるというものがあります。
本来であればベテランの職員が担当するところですが、
年齢が近い者同士ということで、新規採用者が相談し易いと考えました。
また、採用年数の浅い職員にとっては、
「教える・教えてもらう」ということを改めて考えてもらうよい機会となっています。
担当する期間は1年としてますが、それぞれに良い成果が見られています。」
(板倉 施設長)
秋田県でも若年者の職場定着の手法として紹介していた、
「メンター制度」に近い方法ですね!
「その他、研修会にも積極的に参加させています。
市内で開催される各種研修会はもちろん、
先日は、東京で開催された認知症の「ひもときシート」の研修会に
2名の職員を参加させました。
今後、業務にその成果を取り入れていって欲しいと思います。」
(板倉 施設長)
なるほど・・・ 新しい手法なども積極的に取り入れているわけですね~!!
「特別養護老人ホーム魁聖園」では、職員の委員会活動も積極的に行われているそうで、
各委員会の中心メンバーは役職がついていない職員が担当し、
会議の組み立て方などを勉強する機会を与えるとともに、
若い人達がどんどん発言できる場を提供しているそうです。
こうした取り組みの結果、文章力が向上し、
各種報告書の内容が非常に分かりやすくまとめられるようになったと
外部から評価される機会が増えたそうです。
職員のスキルアップは、利用者の皆さんにとっても望ましいことですよね~!
板倉 施設長の取り組みは、着実に前進していますよ~
続いて、「
「特別養護老人ホーム魁聖園」で働く方に、
どんなことを求めていますか?」と質問してみました・・・
「まずは、自分の親や家族を大事にしているかどうかですね。
身近な人達を大切にできなければ、他人である利用者の面倒をみることはできません。
そのため、面接では家族との日頃の関係が分かるような質問をしています。
そして、創意工夫・配慮ができるかどうか?でしょうか。
例えば、利用者の方が若かりし頃親しんだ歌を調べ、カラオケの際に歌ってみるなど
利用者の皆さんに近づくような配慮も必要ですよね。」(板倉 施設長)
「身近な人達を大切にする」という板倉 施設長のお話・・・
グッときましたよ~ 本当にそうですよね~
そして、創意工夫・配慮のお話・・・
利用者の皆さんは、たくさんの経験をしていらっしゃいます。
皆さんに寄り添うには、生きてきた過程を理解することが必要なんですよね。
板倉 施設長に、採用面接で工夫していることについて、伺ってみました・・・
「面接では、将来設計について聞いています。
仕事は人生の過程の一つであり、
人生の中でこの施設で働くことをどのように考えているか・・・
結婚や子育てなどと仕事について、どのように考えているか・・・
話を聞くことで、仕事への思い入れなども分かってくるんですよ。
また、最近では作文を提出してもらっています。
今年は、「将来について」というテーマで提出してもらいました。
高校生がとても広がりのある内容だったのに対し、
専門学校生などは小さくまとまっている感じがしました。
仕事を通じて、どのような生活を送っていきたいかを知りたかったのですが、
仕事内容に特化して書いている方が多く、残念に思いました。」(板倉 施設長)
板倉 施設長のお話を聴いていると、
「働くということを自分の人生の中でどのように位置付けているのか」という、
人としての生き方=人生観を採用のポイントに置いていると感じました。
「特別養護老人ホーム魁聖園」に応募を検討している方、
「仕事を通じて自分はどのように生きていきたいか。」を
しっかり振り返って見て下さいね!
ここで、先輩社員の登場です!
本日の先輩社員は、
石垣 奈津江 さんです!
石垣さんは介護職員として勤務していますが、担当は特別養護老人ホーム!
利用者の皆さんの食事や排泄、入浴などを支援しているそうです。
採用されて2年目の石垣さん・・・
「福祉の仕事に就きたいと思ったのはいつですか?」
「小学校の時に障害のある同級生と過ごすことで、
福祉に関する興味を持ったのがきっかけです。
母親の身体が弱かったことも、影響しているかもしれません・・・」(石垣さん)
高校卒業の進路として、秋田市内の福祉専門学校を選択した石垣さんですが、
当初は、身体に障害のある方の施設で働きたいと考えていたそうです・・・
「専門学校での実習は、高齢者施設が多かったこともあり、
希望は徐々に高齢者施設に変わっていきました(笑)」(石垣さん)
そんな石垣さんが希望したのが、
「特別養護老人ホーム魁聖園」!
その希望の理由には、こんなエピソードが・・・
「祖母が魁聖園に入所していたことが大きなきっかけでした。
病院で寝たきりだった祖母ですが、魁聖園に入所し、職員の皆さんの支援を受けて、
寝たきりの生活から解放され、短い期間でも生活に活気を持たせていただけました。
その恩返しと共に、
一職員として利用者の皆さんに毎日楽しく過ごせるよう援助したいと思い、
就職を希望しました。」(石垣さん)
こんなに思い入れの強い志望動機って、なかなかないですよね!
その気持ちは採用担当者にも通じ、めでたく採用!
念願かなって介護職員としてのスタートを切りました。
【取材中のお二人 写真向かって右側 板倉 施設長、左側 石垣さん】
石垣さんは、東京での認知症研修にも参加したそうで、
「特別養護老人ホーム魁聖園」の期待の新人といったところでしょうか・・・
まだまだ時間に追われてしまい、
利用者の方々の希望に迅速に対応できていないのが心苦しいと話す石垣さん・・・
利用者が出来なかった動作が、石垣さんのサポートでうまくできた時
ともに喜び合えるのが一番うれしいと話してくれました。
休みの日は趣味のドライブや買い物をして過ごすそうですが、
大好きなアーティストのコンサートにも出かけるそうですよ。
おっとりしたイメージの石垣さんですが、
アーティストの話になると、目の輝かせていたのが印象的でした・・・
ほんわかオーラいっぱいの石垣さん・・・
収録の打ち合わせになると、少々不安そうな表情に・・・
板倉 施設長も温かく見守ってくれました・・・
いざ、収録!
緊張はしているようですが、石垣さん、とても流ちょうに話していました・・・
収録も無事終了!
板倉 施設長、石垣さんありがとうございました!
(石川 事務局長、土門 生活相談員にも、お世話になりました!)
最後は、恒例の記念撮影!事務室のみなさんとぱちり!
【写真 前列向かって右側から 板倉直人 施設長、真坂はづきさん、
石垣奈津江さん、
後列向かって右側から 佐藤俊さん、三浦恵さん、石川博 事務局長、大澤亨さん、今真希さん】
この模様は・・・
2月3日 17:40から エフエム秋田にてON AIRされます。
ぜひ、放送もお楽しみに・・・